叙勲

「春の叙勲」に嬉しいお名前がありました。

書家の矢萩春恵(やはぎ・しゅんけい)先生に旭日双光章が贈られました。

昨年弊ブログの8月20日号に、私の母の晩年のことを書き、趣味の書道に最後まで取り組んだ様子を書きましたが、その書の先生が矢萩先生でした。母の四十九日の宴にもお越しいただき、恐縮なことでした。

受賞の報に接し、あらためて先生のことを検索しましたら、

先生は文化功労者だった手島右卿に師事。

その後積極的に海外に出て、ハーバード大学客員教授として東洋美術史学科の「書」の講座を担当(1989~91年)。

2008年には文化庁長官賞を受賞されています。

叙勲者の名簿には御年88歳とありましたが、とても若々しくておいでです。

ますますの御活躍を祈念致します。

追伸、

拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.257連続更新を達成しました。

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)