アクセスマップ

 レストランやショップのホームページに載っているアクセスマップが、グーグルマップになっていることが増えました。

 グーグルマップを広げたり縮めたりして、①行く先の店のごく周辺の地図と、②少し広い範囲の大まかな地図と、2枚刷り出して持って行けば、初めて行く場所でも、まず迷うことはなくなりました。便利ですね。

 まんまとグーグルの想うツボに嵌っているわけですから、そこは悔しいですが、便利なことは認めざるを得ません。 

 こうなる以前は、御店が独自に地図を作って載せているケースが多かったですが、これを使うと迷ってしまうことが良くありました。むしろ現地に行ってから、街頭の地図を見た方がマシな位でした。

 念のため申しますが、私は所謂「方向音痴」ではありません。普通に地図を持っていれば、迷うことはありません。しかし、上端が北でない地図だと困るのです。

 実は私は、店の帳場の自分の席では、いつも北を向いて座っております。電話もブログもFBもツイッターも北向きでしています。

 だから自分の視線の先には、常に浅草寺の御本堂があると、脳内でイメージしているのです。右手は東ですから、隅田川が奥から手前へ流れていて、その先にはスカイツリーがあります。左手は西で上野の台地があります。

 この位置関係が絶対なのです。脳内が完全にそう成っています。律令国家なら「天子ハ南面ス」でしょうが、史彦Ⅰ世王朝は逆なのです。

 一番腹だたしいのは、上端が東になっていたり、西になっていたりする地図です。上が南で、上下逆さなら、まだ許せますが、90度回転は許しがたいです。首が曲がってしまい、実に歩きにくいです。

 しかし実際、名刺サイズのショップカードの裏面の地図が、こうなっていることが多いですね。

 なんで、こうなるの?

ということですが、まあ、たいていはデザインの都合でしょう。

 店の名前が横文字の場合、まずたいていカードは「横づかい」になりますね。だからカードの裏面も横長になります。

 カードが横長でも、店が駅から東か西へしばらく歩いた所にある場合は問題ないです。地図の北を上にして、東西に長い地図を、そのまま横長に載せればOKです。

 困るのは、店が駅から北または南へ、しばらく歩いた所にある場合です。その場合は、途中の経路をくわしく載せるために、どうしてもカードの左端か右端を北にしたくなってしまいますね、デザイン上。これが、歩きにくいのです。

 は?なんで、こんなどうでも良い話しに、ブログ一日分を費やして、つべこべ書いているのかって?

 そりゃあ、この前、迷って遅刻しそうになったからですよ、左が北になってる地図のせいで。

 え?やっぱり「方向音痴」じゃないかって?

 ち、違いますよ、断じて。

追伸①

 『料理通信』6月号に「ちんや」が紹介されています。

 この雑誌に服部幸應先生が連載なさっている、「世界に伝えたい日本の老舗」というコーナーの第37回に、お採り上げいただきました。

 有り難いことです。ご購読はこちらです。

 

追伸②

 「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は142人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

 参加者の方には、特典も! 

 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて826日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)