金賞の倅

 6月17日 「父の日」に、銘酒「オヤジナカセ」を!ということで、去年に引き続き、おススメしています。

 御酒の名前が、「オヤジナカセ」なのです。

 この御酒は「子から親に贈る、親子で呑む、そんな親子をつなぐきっかけになる酒」をテーマにした、大吟醸酒です。

 ありがちな「コンセプト優先&中身はお留守」の酒と思っていただくと困りますよ。

 実在の、ある酒米農家の倅(せがれ)さんが、実家から東京へ出て働く内、

「実家のために何かできないか」と考え、酒蔵の倅さんとの出会いを機に「親父の米100%で日本酒を造ろう」と奮起し、造ったお酒です。

 御本業はWeb関係ですが、酒販の資格もお取りになった、というから本格的です。

 その倅さん~名古屋さんという若者ですが~はそれだけでなく「セガレ」という、グループを作って、実家の作物を出すマーケットを開催したりしています。

 そうしましたら、その御酒が金賞を獲りました。

 本年度の「全国日本酒鑑評会」で金賞を受賞したのです。これには、私も少し驚き、とても嬉しく思いました。

 その報せを聞いた、実家の親父さんは、どんなに嬉しかったことでしょう。

 目出度いので、当然、今年もおススメしてまいります。

<酒 質>大吟醸酒(冷酒用)

<原料米>山田錦100%

<契約農家>兵庫県加西市、名古屋義数さん

<醸造元>茨城県石岡市、白菊酒造株式会社  

 ウチは、そこまでのドラマは無いなあ、というご家庭の方も、是非是非お求めください。

追伸①

 『料理通信』6月号に「ちんや」が紹介されています。

 この雑誌に服部幸應先生が連載なさっている、「世界に伝えたい日本の老舗」というコーナーの第37回に、お採り上げいただきました。

 有り難いことです。ご購読はこちらです。

追伸②

 「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は178人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

 参加者の方には、特典も! 

 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて839日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)