翻訳サイト
あのo-mo-te-na-shi!以来なんとも喧しい「おもてなし」。
私のような者も、それについて意見を言って欲しいと求められることがあります。先日開催された、「群馬すき焼きシンポジウム」でも、そういう場面がありました。
困りますねえ。そんなことを語れる者ではないんですよね、私。
それに、だいだい、おもてなしに該当すると私には到底思えないこと~例えば英語の接客マニュアルやメニューを作ること~を「おもてなし」とか言う人が最近多く、それが実に堂々としているので、まったくこちらも混乱して来ています。
そこで!試しに、おもてなしを英語翻訳サイトにかけてみました。ネットでタダで出来る、あれにです。英語の方が分かる場合があるからです。
結果、
おもてなしはEntertainと訳されました。
次に、
もてなしはHospitalityと訳されました。
ほおほお、なかなか上手く訳すではないですか!
もてなしとは、この二つを合体させたもの、つまりEntertain+Hospitalityだと思いますと、私の感覚では「遠からず」という感じが致します。
「お」が付くとEntertainに成るところが奇っ怪ですが、まあ、私が気にいったのだから、理由は詮索せずにさて置きます。
皆さん、
Entertainment性も、Hospitalityも感じさせないものを「おもてなし」と言うのは止めませんか?
多国語表記とかは利便性Convenienceの話しだと思いますよ。
追伸①
年末年始の営業案内です。
年末=11月26日から12月31日まで休まず営業致します。
年始=1月1日のみ休業し、2日から12日まで休まず営業致します。
どうぞ御利用下さい。
追伸②
一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。
タイトルは『日本のごちそう すき焼き』。11月19日平凡社より刊行されました。
この本は、
食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、
全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、
この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。
是非是非お求めください。
弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。
是非。
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