鯖すき焼き

富山の方は、鯖と牛肉の両方を、一緒にすき焼きにすると聞いたことがあります。

でも、それは家庭のすき焼きでの話しで、営業でそれをやる(鯖+肉)すき焼きの店は、これまで発見できませんでした。

しかし、出来たそうです。京都に。

店の名前は、

サバ専門料理店「SABAR京都烏丸店」

私は未だ行っていませんので、報道の請け売りですが、

「社長で「サバ博士」こと右田孝宣さんが、サバ好きが高じて「ノリで」オープンしたという。「SABAR」福島店と天満店に次いで同店が3店目となる。」

「明治ごろに建てられた町家を改装した約70坪。1階と2階にサ=3 バ=8にちなんで各38席を設ける。」

「店のコンセプトは「サバ屋敷」。

「メーンターゲットは30~40代の「サバ好き」。

「主なメニューはしゃぶしゃぶや、すき焼き、「サバギョプサル」など6種類の鍋(1人前=980円~1,780円)。そのうち、四川麻ラーサバ鍋、下仁田ネギと色んなキノコのサバ鍋、韓国風の「サバチョンゴル」は同店限定で提供する。テーブルに設けられたコンロに、そのまま刺し身でも食べられる鮮度のサバを野菜と一緒に楽しむ」

・・・って、いうことは、(鯖+肉)すき焼きでは無いんですね。

残念。

そんなに鯖に拘らないで、肉も入れてくれれば良いのに!

追伸、

一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。

タイトルは『日本のごちそう すき焼き』。11月19日平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.750日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)