師走の選挙
さて師走の選挙です。
困るんですよね。選挙は忘年会や歳暮に悪影響があるんです。
私は周りには、そういうボヤキが充満しているんですけど、それが全く報道されないのは、何故なんでしょうか?
不思議に思っている頃「選挙の経済学」というタイトルを掲げた雑誌が売られていたので、うっかり買ってみましたら、やれ、
選挙関連ビジネスの市場規模がいくらだとか、
ジミン党がN議席なら、株価はn円に成るとか、
そういう内容でした。
私は株をやらないので、そういう売り買いゲームみたいな話しって、全然興味持てないんですよねえ。
だいたい、経済学者さんは国民の所得がいくらあれば、その内の♡%が消費に向けられる筈だ、という発想だと思いますが、忘年会とか歳暮とかの季節性の消費は、時期を逸したら消費されないんですよね。
まだ歳暮の方は、年賀に切り替える手もありますが、忘年会はどうにもなりません。新年は新年で皆さん、用事がありますからねえ、いったん流れたら、流しっ放しと成ります。トホホです。
ジミン党の皆さん、選挙に勝ったら、自分が忘年会やって下さいよ。
追伸、
一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。
タイトルは『日本のごちそう すき焼き』。11月19日平凡社より刊行されました。
この本は、
食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、
全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、
この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。
是非是非お求めください。
弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。
是非。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.745日連続更新を達成しました。
毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。