肉食の都

またしてもツイッターで見つけました、すき焼き新歓コンパ。しかも京都大学。

「新歓合宿も終わり、いよいよ残すところはすき焼きコンパだけとなりました!合宿は本当に楽しく、新入生の初めての回生合奏も素晴らしかったです!すき焼きコンパの日には新入生の劇もありますし、今から楽しみでなりません(。>ω<。)」

と@KUmandolin(京都大学マンドリンオーケストラ公式アカウント)さんがツイートしていました。

「新入生の劇」ですか、新人さんは大変ですねえ。

このブログの4/15号に書きましたが、京都大学と言えば体育会ボート部もすき焼きコンパをやっていました。

そう、実は京都人は肉食なのです。

古来から関東では田圃で馬を使役していましたが、関西では牛でした。

天皇陛下だって牛車に乗っておられましたよね。陛下が白馬にまたがるようになったのは、明治時代以降、東京に遷都してからのことです。

それに京都は、日本で最初の牛肉のブランド「近江牛」の産地から最も近い場所に在る都市でしたから、東京などより先に牛肉を食べるようになりました。当時関東は牛の頭数自体が少なかったのです。

今でも観光客は和食店に走りますが、地元の方々は肉がお好きですね。

料理業界の皆さんも和食は食べ飽きているので、すき焼き屋さん~例えば「三嶋亭」さんで会議があると、いつもより出席者が増えると聞きます。

え? 料理の種類で出席するかしないか決めるのか って?!

あ、いや、そんなことは、ないんですよ、はい、決して。

 

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.549日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)