お花畑

三社祭の少し前、雷門通りの街路樹の足元が急にお花畑に成りました。

開店前に路上の清掃をしていた「ちんや」のスタッフから、

「通り会の人」から、毎日水遣りをしてくれって言われました、

と報告があったのですが、私は???と思いました。

私も通り会の理事なのですが、そういう事業を計画してはいなかったからです。

この部分は基本的に区役所の管轄ですので、

区役所が住民に告知しないでやったのだろう、と思ったら、それは間違いでした。

後から分かったのですが、鰻「やっこ」の矢野会長がお一人で全部植えたのだとか。

土の部分が、すっかり通行人の灰皿と化しているのを憂いて綺麗にしたのだそうです。

へええ!

矢野さん、在り難うございました!

でも、ここまで綺麗にしてもポイ捨てする人間っているんですよ。所謂「旅の恥じは掻き捨て」。

しかししかし! 浅草の人々は、勿論そんなことは分かっています。これでも捨てる人間がいることは勿論予想しています。

汚されることは分かっていて、それでも街を綺麗にするのが、この街の人々です。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.551日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

Filed under: ぼやき部屋,浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)