大型連休

ゴールデンウィークとは申すものの、正式に祝日なのは4/29と5/3-5/5だけでありまして、

後は曜日の加減で連休が「大型」なのか、そうでもないかが毎年変わります。

一観光業者としましては、曜日の加減で売り上げが増減してしまうので、実に予測に困る時期です。

今年は5/3-5/5の中に日曜日が入って玉突き振り替えとなり、5/3-5/6が4連休=大型になりました。

しかし4/29には日曜が絡むことはなく、しかも、その後に4/30-5/2の3日間の平日が入ったために、そこに休みを取ることが出来た人は少なかったろう、と思います。結果、前半はサッパリ盛り上がりませんでした。

間の平日は普段の平日よりヒマでトホホでした。

この連休をもっと大型にするため、かつて「メーデー」を祝日化しよう、という話しがあったようです。

5/1のメーデーが祝日化されれば4/29との間に挟まれた4/30が休日になり、さらに5/1と5/3に挟まれた5/2まで「国民の休日」となり、結果なんと4/29から5/5まで7連休とゴールデンウィークが大型化するからですね。

しかし「勤労感謝の日と趣旨が重複するメーデーを祝日化する必要がない」

「金融市場が長期間開かれなくなることが懸念される」とする意見が出たとかで、実現には至っていません。

まあ、横文字の「メーデー」を日本人の祝日に、というのは難しいでしょうね。

ともあれ、今年のGWの結果ですが、事実上の初日の5/3が一番忙しく、忙しいのは5/4-5/5だろう!と予想していたウチの店は慌ててしまいました。

皆さん、前半休めずに、4連休を待ちわびていたんですかねえ。

毎年、実に予測に困る時期です。

追伸①

弊店の定休日は火曜日ですが、本日は祝日に当たりましたので、臨時営業いたします。どうぞ御利用下さいませ。

追伸②

ムック本『江戸っ子に学ぶ! 浅草本』に載せていただきました。ありがとうございます。

 「枻(えい)出版社」刊行、エイムック2855。

<内容>浅草寺を中心に発展してきた“浅草”は、江戸の文化と今が混在する街で、歴史とグルメと情緒を肌で感じる場所がそこかしこにあります。100年、200年と続く老舗のうなぎ、どぜう、そば、天ぷら、すき焼など和のお店をはじめ、絶妙の味を伝える洋食屋さんや女性にとって嬉しい甘味処など目白押しです。いっぽう、かっぱ橋周辺に足を伸ばせば、木札や手ぬぐい、櫛といった職人の技が織りなす伝統の工芸品に出会うことができます。そこで本書は、浅草をまるごと楽しむために「食・技・遊・祭」の4つを徹底的に紹介しました。また巻頭では、浅草在住のたいとう観光大使をつとめる、なぎら健壱さんといとうせいこうさんに登場をいただき、浅草の魅力を語っていただきました。

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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.528日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)