はらぺこ印③

『ハンバーガー はらぺこ印③』の発刊を記念したイベントに行って来ました。

この御本は「はらぺこめがね」さんという方の、新刊の絵本です。「方」と申しましたが、原田しんやさんと轟ロックさんによる、夫婦のイラストユニットが「はらぺこめがね」さんなのです。

お二人は、食べることが大好きで、「おいしいものはうつくしく人と人とをつなぎ合わせる力がある」と信じて、絵本による食育の活動をされています。

その第一作が『フルーツポンチ はらぺこ印①』で、

第二作が『すきやき はらぺこ印②』で、

第三作が今回の『ハンバーガー はらぺこ印③』です。

記念イベントでは、

「はらぺこめがね×ニジノ絵本屋によるトークショー“おいしい絵本のつくりかた」という企画が行われていました。

「ニジノ絵本屋」さんというのが『はらぺこじるし』の発売元兼絵本屋さんです。

つまり、小さい絵本屋さんが自主企画で出版している、インディーズな絵本が、『はらぺこ』シリーズなのです。

代表は、いしいあやさんという女性。

『すきやき』が出た後に、「はらぺこめがね」さんと一緒に「ちんや」に見えて下さって、お会いしましたが、楽しげな冒険精神に感心したものでした。

2011年、3人は食べ物の絵本を出したい!と決意、最初はだいだいの所まで作ったら、大手出版社に持ち込もうと考えていたらしいのですが、大手から本を出すと判型や値段が制約されてしまうと知り、リスク覚悟で自主企画・自主流通を決行したそうです。すごい。

そのおかげで3作は、シリーズなのに大きさや綴じ方が違っていて、ユニークな出来上がりになっています。すき焼きの時は鍋の原寸大にこだわった寸法。こだわりが現せて良かったですね。

さて、『③』の内容は、

ちいさなおんなのこ(はらぺ子ちゃん)と

ちいさないきもの(ぺろ)が

ハンバーガーができるまでを

食材の不思議な音と一緒にめぐる大冒険!

ということでして、ご購入はこちらです。

追伸

日本橋三越の催事に出店します。

「EDO style展」

日時:5月21日(水)~26日(月)

会場:日本橋三越本店・本館7階催事場

精肉の販売をいたします。詳細はこちらです。

どうぞお出かけ下さい。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.548日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,食育ナウ — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)