「飲む」「買う」
三社祭の最中ですので、予約投稿にて、脱力ネタをどうぞ。
ネットで発見した、「今ドキ会社員の仕事のストレス発散方法トップ5」
という記事が気になったので開けてみました。それによりますとトップ5は、
1位「美味しいものを食べる」
2位「寝る」
3位「買い物」
4位「お酒を飲む」
5位「家族と過ごす」でした。
ストレス発散と言えば「飲む」「買う」が定番だと思うのですが、今ドキは「食べる」「寝る」だとはねえ。
その傾向を年齢別に見ると、
「食べる」は20歳代が73.3%、30歳代が61.2%、40歳代が50.5%。
「寝る」は20歳代が67.5%、30歳代が53.4%、40歳代が60.2%となり、
20歳代がもっとも「食べて寝る」ことでストレスを発散している傾向にあるそうなのです。
うーん。最近の若い人って本当に飲まないものねえ。
私としては「食べる」のが首位なのは嬉しいような、そうでもないやら。
さて、この先が、この調査の面白いところです。
これは弁護士法人による調査でして、ストレス発散方法の傾向と、その会社が「ブラック」かどうかを統計的に関連付けようと試みているのです。
で、「自分の会社をブラック企業と思うか?」という質問も併せて行っていて、
「ブラックと思う」と答えた人(54人)、「思わない」と答えた人(209人)、それぞれのストレス発散方法を確認しているのですが、「美味しいものを食べる」「寝る」共に、「ブラックと思う」という人の70%以上が選択しており、「思わない」人の方より10%以上も、その発散方法が多い結果となったそうです。
つまり、
「今、社会問題となっているブラック企業は、若者を低賃金で朝から晩まで酷使しており、残業代の未払いやパワハラも問題となっている。20歳代や、ブラック企業で働いていると思う人に、「美味しいものを食べる」、「寝る」でストレスを発散する人が多いのは、そのような過酷な労働環境を強いられている人が多いからではないだろうか?」
「精神的にも肉体的にもクタクタになるまで働いているから体を休めたい、生活に余裕がないからお金をかけてストレス発散できない、とも考えられる。」
うーん。
そうな・・・の・・?
追伸
ムック本『江戸っ子に学ぶ! 浅草本』に載せていただきました。ありがとうございます。
「枻(えい)出版社」刊行、エイムック2855。
<内容>浅草寺を中心に発展してきた“浅草”は、江戸の文化と今が混在する街で、歴史とグルメと情緒を肌で感じる場所がそこかしこにあります。100年、200年と続く老舗のうなぎ、どぜう、そば、天ぷら、すき焼など和のお店をはじめ、絶妙の味を伝える洋食屋さんや女性にとって嬉しい甘味処など目白押しです。いっぽう、かっぱ橋周辺に足を伸ばせば、木札や手ぬぐい、櫛といった職人の技が織りなす伝統の工芸品に出会うことができます。そこで本書は、浅草をまるごと楽しむために「食・技・遊・祭」の4つを徹底的に紹介しました。また巻頭では、浅草在住のたいとう観光大使をつとめる、なぎら健壱さんといとうせいこうさんに登場をいただき、浅草の魅力を語っていただきました。
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毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。