掲載辞退
何かの取材をする場合、段取りとして取材対象に声をかけていくことになろうかと思いますが、その場合、
採り上げることが既に決定しているのか、
あくまで候補に過ぎず、リサーチ段階なのか、
是非ともハッキリさせるべきだと思います。
そこをハッキリさせずに進むと残念なことになってしまうことがあり、先日も、そういうことがありました。
それは、とある公的機関が作成する観光情報サイトだったのですが、担当の人が、
住吉さんのブログを拝見しました!
と連絡を入れてきて、「ちんや」さんを採り上げたいのは勿論、浅草の他のジャンルの料理屋さんも紹介していただきたい、とおっしゃいます。
たしかな身元のサイトで、担当の方も浅草が好きとかで熱心で、無料でしたので、喜んでお引き請けしましたが、しばらくしてビックリな展開が待っていました。
「ちんや」以外の店が不採用になったと言うのです。
で、担当の方は下請けとしてその仕事をしている関係で、版元に意見が言えないようです。
この場合「ちんや」だけ出るわけには行きませんね。紹介した他の御店さんの手前、こちらだけが出るわけには行きません。
断腸の思いながら、「ちんや」も掲載辞退です、とお伝えしました。
良くないのは身勝手な版元なのであって、担当さんには気の毒なことです。実際、ご丁寧にお詫びの手紙などをいただいてしまい、同情いたしましたが、仕方のないことです。
残念なことですが、辞退で仕方のないことでした。
追伸①
単行本『東京百年老舗』に載せていただきました。
21人のフォトグラファーたちが、歴史と伝統を現在に伝える「老舗」の魅力を余すことなく写しだした写真集です。
時代が変わっても、変わることのない老舗の魅力が、ここにあります。
くわしくはこちら↓です。
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は361人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.301日連続更新を達成しました。
毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。