勇気の代金
熱心なオリンピック・フォロワーではない私ですが、今回は結構観てしまったような気がします。
オリンピックが盛り上がると、商売に悪影響が出るのですが、それでも結構観てしまったような気がします。
観てしまった理由は、ハッキリしています。
個人だと勝てないのに、団体になると勝てる!という、あの、日本人の傾向です。
抱き合って喜び合う選手達の画像を観て、泣けない人は少ないでしょう。個人戦で敗北して、悔しがっている画像を観た後だけに、なおさら泣けますね。
選手から勇気を貰った、という人は多いと思います。
ところで、ここでお尋ねしますが、その貰った勇気の代金はいくらですか?
勇気を貰い、感謝の気持ちを抱いたのなら、それを具体的に表現しないといけませんし、実際表現したい⇒どうしたら良いのだろう?と思った人は多いはずですが、それが上手く出来た方は、どの位おいででしょうか。
ツイッターに、
感動した!!!
って書き込んでも、儲かるのはツイッター社と、そのスポンサー企業だけですよね。それだけじゃあ、ダメです。
報道によれば、今回大会に当たっては、結構な額の、我々の税金が「強化費」として投じられていたそうで、それが勝因なのだそうですが、
知ってましたか?そのことを。
一般財源の中で徴収されていて、それをどこかの政治家と役人が配分して⇒それで勝ったとしても、大して嬉しくないですよね。
やはりスポーツ振興の特定財源があった方が良いと思います。財源として、何か特定のモノを買うと、消費税が普通のモノより1%余分にかかって、その1%が「強化費」として投じられる、そういう形にして欲しいと思います。
牛肉だけ消費税率を6%にしても構いません。
メダリストの皆さんが、TV-CMに出演して、
肉を食べましょう!そうすれば、私達がもっと勝ち進めます。
と言ってくれるのなら、増税に賛成もいたします。
文化振興のために鰻にかかる消費税を使うことにして、世界のオザワ先生に「鰻を食べよう!」と言っていただく、なんてどうでしょう。悪くないですよね。あ、勿論、小沢一郎先生じゃないですよ。
何度かここに書いて来ましたが、先日可決成立した一般消費税増税法に、私は反対しています。
どうせロクな使い方をしないでしょう。この法律の施行前に総選挙がありますから、「改革せずに増税」派の議員は、その時に落としたいと考えています。
でも、増税は増税でも、勇気が貰える増税なら賛成します。
さらに申せば、そういう仕組み無しに東京オリンピックを招致しようとして、果たして大丈夫なんだろうか、そう思っています。
あれ、なんだか、途中から話しが逸れたなあ。最初は良い話しだったのに。
まあ、住吉史彦的には「ありがち」ですけどね。失礼しました。
追伸①
藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に載せていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。
他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。
是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は270人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
参加者の方には、特典も!
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて903日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。