やらない理由

 今日は「第31回浅草サンバカーニバル」の日です。日本最大のサンバ・イベントです。

 メイン行事のパレード・コンテストは、午後1時30分から6時まで「ちんや」の真ん前の雷門通りで行われます。

 コンテストでは、25チームが熱気溢れるダンスを披露します。昨年は中止で残念でしたが、そのエネルギーが今年噴出することと思います。

 観客動員は50万人の見込みです。さて、

 ブログには、自分のやっていること・好きなものを書くのが普通だと思いますが、自分のやらないことも、たまには書いた方が良いようです。

 私のやらないこと、と言えば、ゴルフですね。

 かつての日本ではゴルフさえマスターしておけば、ビジネス上の社交はバッチリ、という時代がありました。今は趣味が多様化しましたから、それほどではありませんが、今でもゴルフは相当程度立身を助ける、と申せましょう。

 だから、住吉さんはゴルフしますか?

と聞いてくる人が今でも多いですね。勿論「して欲しい」という願望を込めて、そう聞いてきます。

 その方々を盛り下げるのがツラいので、この場で、あらかじめ言明しておきます。

 ゴルフは致しません。

 私がゴルフをしないと聞くと、そういう方が次に持ち出すネタは、たいていスカイツリーですね。

 いやあ、スカイツリー景気で御繁盛なんでしょうね?!

 そう話している御本人は、楽しく社交トークを展開している御つもりなのだと思いますが、聞いているこちらは、大して面白くありません。

 だって、他力本願で儲けて結構なお立場ですね!って言われて、愉快な人なんか、まずいませんよ。逆の立場に成ってみれば3秒で想像できると思います。

 だから浅草人と仲良くなりたければ、スカイツリー以外の社交トーク・ネタを用意した方が良いと思います、余計な御世話ですが。

 さて話しが脱線しましたので、ゴルフに戻しますが、実は私は、20回ほどゴルフのコースに出たことがあり、その準備のために100回ほど練習場に行ったことがあります。でも、もうやめまして、ここ10年は全くクラブを握っておりません。

 だから喰わず嫌い、ではないのですが、

<ゴルフをやらなくなった理由ノ①>

=コンペはたいてい、日曜日。

 これは大問題です。浅草が忙しい日曜に出かけるのは、どうしてもねえ、という事情があります。

<ゴルフをやらなくなった理由ノ②>

=ゴルフ場が遠い。

 私は浅草に住んでいるので、公害のイヤ郊外のゴルフ場が、どうしても遠いのです。松戸や柏に住んでいる方なら、茨城県のゴルフ場まですぐですが、ウチからは遠いのです。

 浅草で仕事をしている人で、最初は浅草に住んでいたのに、ゴルフをしたいばかりに、ゴルフ場のすぐ隣に家を買った、という方を存じ上げていますが、私にそこまでの情熱は、勿論ありません。

<ゴルフをやらなくなった理由ノ③>

=ゴルフは難しい。

 ゴルフのクラブは10種類以上ありますよね。

 で、そのクラブを振る地面の状態は左上がり・右上がり・前上がり・後ろ上がりと色々あります。芝の状態もいろいろですね。ですから、そのパターンを数え上げたら、膨大な数があります。

 その全部に対応しなきゃいけないなんて、私にはアン・ビリーバボーです。とてもとても、それを習得するヒマはありません。無理ですね、私には。

 まあ、たしかに数あるスポーツの中で、ゴルフは仲間と楽しむのに向いています。それは認めます。

 実は、私は中学時代3年間卓球部だったので、卓球が出来ます。

 上回転・下回転・横回転の3種類のサービスを繰り出せますから、それだけの技で、3種の判別が出来ない素人さんには、ゼッタイ負けません。まず下回転のサービスで、さんざんネットさせて苦しめておき、たまに上回転サービスを出せば、浮いたボールが戻って来ますから、それをスマッシュして⇒コテンパンに粉砕することが出来ます。

 でも、それって、どうも穏便でないですよね。だから「友達とやろう」という気がしません。やっぱり対人型のスポーツは穏便でありませんから、ゴルフの方が仲間と楽しむのに向いています。

 だから皆さんは、ゴルフを是非お楽しみ下さい。

 私は、他にもトークするネタを持っていますから。ご安心下さい。

 追伸①

 藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に載せていただきました。
 不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

 他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

 是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
 ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

 「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は288人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

 参加者の方には、特典も! 

 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて909日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

 

 

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)