無気力試合
熱心なオリンピック・フォロワーではゼンゼンない私ですが、あのバドミントンの「無気力試合」だけには関心を持たざるを得ません。
だって、あれは人類の文明の根幹に関わる話しだと思いますよ、おおげさですが。
勝ちに拘るのは当然、とか言っている人がいますが、それなら始めからスポーツなんかやらなきゃ良いんです。日本の、ヤの字業界に入れてもらって、抗争に参加すれば、オリンピック委員会にツベコベ言われずに争えますよね。
聞けば、古代のオリンピックはゼウス神に捧げられる祭典であったそうです。そもそも神聖な行事だったのです。
また「近代オリンピックの父」クーベルタン男爵は「自己を知る、自己を律する、自己に打ち克つ、これこそがアスリートの義務であり、最も大切なことである」と語ったそうです。
その精神を蹂躙したのが、中国人であったのには、なんだか納得してしまいます。
さすがは四千年の歴史を持つ、中華思想の御国柄ですね。他人の奉賛する精神を蹴飛ばして兵器イヤ平気という傲慢さには、怒りを通り越して感心してしまいます。
資格はく奪の処分が下された後でも、中国中央テレビの人気キャスターが処分批判をした、というから重ねて感心します。
この勢いがないと13億人の勝手な人々を統治できないのかもしれません。力すなわち論理っていう感じなんでしょう。
最も残念なのは韓国人です。
韓国と言えば、李朝の時代に儒教が広く行き渡った「礼の国」、と私は習いました。中国人とは違うはずなのに、残念至極です。
韓国チームの関係者は、
中国側が無気力を仕掛けて来たので応じた、と語ったそうですが、
それを翻訳すると、
そっちが穢い手を使うなら、こっちもやってやるぜ!
っていうことですよね。そこをなんとか出来なかったんでしょうか。
たしかに商売の世界でも、似たような状況に出遭うことはあります。
皆さんも、ライバル会社に穢い手を使われて、
それなら、こっちはもっと穢い手を!と思ったことがあるかもしれません。
でも、そこで本当にそうしてしまったら、韓国チームを批判する資格はありません。
今時は末法の世ですが、陥りたくはないですね。
南無観世音菩薩。
追伸①
藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に載せていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。
他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。
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追伸②
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この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて889日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。