NEC社の御酒
NEC社の御酒をいただきました。
え? NECって言えば、家電とかパソコンだろう って?
ええ、そうですけどね、御酒も造っていたのです。だから、その御酒の名前は「愛酊で笑呼」=「アイ・テイーでエコ」でした。
正確に申しますと、NEC社が御酒を造った、というのではなく、NECの有志の社員さんが育てたお米を使って石岡市の「白菊酒造」さんが造った御酒です。
聞けば、NECさんはNPO法人アサザ基金さんと連携して、多様な生物の生息地として貴重な、茨城県谷津田の田ん圃を再生する事業=「谷津田再生プロジェクト」を進めているのだそうです。
谷津田は霞ヶ浦の水源地でもあるので、霞ヶ浦の浄化にもつながっていくのだとか。
社員さん達は、一年を通したプログラムに従い、年に何度も現地入りして、地域住民の方の協力を得ながら、すべて手作業で田植え、草取り、稲刈り、脱穀それから酒の仕込みなどに取り組んでいる、というから大したものです。酒の仕込みに入る際には、蔵の神事にも参加するのだそうです。
こうした事業を担当する「環境推進部」という部署があるそうですから、へええ、です。流石は大手ですねえ。
しかも、この事業は、もう8年間も続いていて、大震災の昨年も無事、御酒が造れたそうです。実に目出度いです。
このプロジェクトは・・・
NPOと企業そして地元の会社がパートナーシップを組むことで、
⇒地場産業を活かし、地域社会とも交流、
⇒最終的には循環型社会を産み出すことができるモデル、
という大層素晴らしいものです。
で、その関係者の方から、幸運にも私がおこぼれを頂戴した、という次第です。
環境保護を目指すわけですから、お米は無農薬・無肥料。特別純米酒でした。
いやあ、結構!
非売品だと思うと、余計旨いような気がしました。
おっと、そう言えばウチのパソコンって、どこの社だっけ?
・・・
そりゃあ、もう、NECですよ、ええ、偶然NECだったんじゃあないですよ、鉄板でNECです。勿論。当然。
追伸①
藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に載せていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。
他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。
是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は288人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
参加者の方には、特典も!
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて913日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。