千社札
次回「すきや連」の準備で米沢に行きました。
米沢に参りましたからには、上杉謙信公に挨拶せねば!
ということで上杉神社に詣でましたが、ある物を見つけて、悲しくなってしまいました。
見つけましたのは千社札。
「浅草寿××」と印刷されていました。
寿とは浅草寿町のこと。
××は、その札を貼った人物の名前。
神社の柱の結構目立つ位置に貼られていました。
どうも、全国の寺社で見つけることが多いんですよね、「浅草△△」を。
ちゃんと許可を得ているんでしょうか。
御朱印は頂いたんでしょうか。
おそらく許可を得ていないと想像しますが、得たにしても、昨今のシール形式の千社札は合成糊で接着しますから、剥がした後は無惨にも跡がくっきりと残ってしまいます。貴重な木造建築を痛めてしまいます。
かつて米粒とか、自然の糊で貼り付けることが前提で行われて来た千社札という慣習は、今や続けていくことが難しいのではないでしょうか。
遊び半分で貼るなら尚更です。
実際千社札禁止になった寺社が多いですね。
悲しいことです。
追伸、
すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。
すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。
ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。
どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。
投稿〆切は9月末日です。
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