人種差別

ミュージシャンのGACKTさんがパリのホテルのビュッフェで人種差別され、アジア人用の席に座ることを強制された件が話題になっていますね。

差別された後のGACKTさんの切り返し方がカッコ良すぎると絶賛されています。私もカッコ良いと思います。

このホテルのやり口は実に酷いものでしたが、GACKTさんは自分を差別した店員の行動にも一定の理解を示しています。カッコ良い部分はネットなどで読んでいただくとして、今日私はその「理解」について書いてみます。

報道をコピペーしますと、

「彼らには彼らの言い分があるんだろう」

「ボクだってマナーのない中国人の団体客を見ると、ガッカリすることだって多い」

「空港のエレベーターを待ってると、中国人の団体客は並んでいることなんて全く無視して、扉が開いた瞬間に我先にと飛び込んでくるヤツも多い」

日本人に対しても「マナーのないヤツが多いだろ?国の問題じゃない」

そうなんです。飲食の現場ではマナーの悪い人間が入って来た場合、一定の区別をすることが是非必要です。「マナー区別」です。

区別する以前に、マナーの悪い人間が入って来ないような店を造ることが大事ですが、今日はその話しはさて置いて、入って来てしまった場合のことを考えましょう。

大事なのは、

・区別していることがバレないように、上手に区別する。

・バレた場合でも、人種で差別しているのではなく、他の理由で区別していることがハッキリ分かるようにする。

の2点です。だから今回のホテルの対応は最悪だったと言えます。一度座った客を移動させるとは驚きました。

私の場合、大広間を二分して、

・1~3名様のグループ用の部屋と

・4名様以上のグループと、お子様連れと、3人以下でも賑やかな方の部屋

の二つを作っています。

「お二人さん」というのは会話を他人に聞かれたくないものですからたいてい静かです。静かな部屋が出来ます。

一方の賑やかな部屋には大勢様の中国人が入ります。おっと、そういう言い方をすると人種差別ですから撤回します、賑やかな外国人のグループが入ります。中国人でも「お二人さん」であれば、よほど五月蝿くない限り静かな部屋に御案内しますから人種差別じゃないですよ。

なんてこと! 日本人のお子さんと中国人を同居させるのかっ?!

と思う人がいるかもしれませんが、これで良いんです。親御さんというものは我が子が周りの迷惑になることをとてもとても心配するものです。周りも賑やかであれば、むしろ安心して居られるのです。

お子さんの可愛いさは万国共通ですから、中国の方も笑顔になって思わず友好的な雰囲気になることさえありますよ。

このように工夫してもトイレの問題は解決しません。

大便を流す習慣がない人は実に困りますが、日本だって最近まで下水道を使わず、便を貯めて肥料にしていましたからね、少し進んでいるというだけで人をあまり罵るのはどうかと思います。店側が頻繁に視て回りましょう。

・・・と日本の店が工夫しないと、お互いの好感度はどんどん下がると私は思います。

中国人に「親しみを感じる」「どちらかというと親しみを感じる」日本人の割合は、

1980年代には70%以上あったのに、2014年には14.7%まで下がりました。

その理由をメデイアは「尖閣諸島」「東シナ海のガス田開発」「小笠原のサンゴ密漁」と分析していますが、私は違うと思っています。

最近日本のテレビで、しきりとマナーの悪い中国人の映像が流されていますが、なんで中国人だけなんでしょう。マナーの悪いフランス人は?マナーの悪いドイツ人は流さないの?

この際、建前は止めましょう。

「尖閣」「ガス田」「サンゴ」ではなくて、日本人はマナーが悪い人が嫌いなんです。

順番を守らなかったり、桜の木を折ったりするから嫌いなんです。

木を折るのは立派な犯罪ですよね。

まず、そういう微罪から確実に処罰して⇒日本社会はそういう行為を大嫌いだ・許さないと知らせましょう。処罰されると知れば、彼らも少しは気をつけるでしょう。

そして、日本人でも桜を折ったらブタ箱に入れましょう。

それしか摩擦を避ける道は無いと思いますよ、私は。

豚さん、ごめんね。

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.867日連続更新を達成しました。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

エリカ先生

嘘はいけませんねえ、エリカ先生。

え? ぜんぜん似ていないわよ って?

ああ、そうでした。失礼しました、ウエニシ先生。

でも前日遅くまで3軒ハシゴしていたのは事実なんですよね。

その日に診断書が出ていて、それによればとても国会に出席できない状態の筈なんですけど。

「前日夜遅くまで、3軒の飲食店に行っていたことを認めた」んですよね。

嘘はいけません。

そういう風に議員さんが公然と嘘をつくもんだから、われわれ料理屋なんて、年中嘘をつかれます。

世の中で一番を嘘をつかれてるんじゃないかと思います。

電話でペロッと「体調不良」と言えばキャンセルできると思っている人が多くて、実に困ります。

少なくとも申し訳なさそうな演技ぐらいはして下さいよ。

料理は用意しちゃったんですから。

一生懸命演技して下されば、その努力に免じてあげますが、

体調不良だから当然だ、みたいな態度だと、こちらも腹が立ちますから、

そうですか、では東京都台東区浅草1-3-4へ診断書をお送り下さい!

と言っちゃいますからね、ペロッと。

もちろん大人の嘘だっていうことくらい分かってます。

本当はカノジョと些細なことでケンカしたんでしょう。

あ、取引先が急に仕事を依頼してきたんですか!

どっちでもこちらには関係ないことです。

そのまま言ったら子供ですから「体調」にするのは良いとして、態度も大人にしないとねえ。例え自分は悪くないと思っていても、自分が悪い演技を頑張りましょう。

内心の不機嫌を店に向けて来る「逆切れ」ならぬ「別方向切れ」をなさっているようでは、「大人度」はエリカ先生と同レベルだと思いますよ。

あ、それと、前夜の夜遊びは禁止ですからね。ヨロシクです。

 

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.866日連続更新を達成しました。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

ぐんぐん伸びろ!

ただ今「ぐんぐん伸びろ!」をテーマに「ご縁づくりキャンペーン」を実施しております。

実は、弊店の会員制度「ちんやメンバーズカード」にご入会いただきますと、「記念日割引」という制度があります。日の設定をお客様が自由に決めることが出来て、その日は割引率が普段の倍の10%になるのですが、ただ今の時期にその「メンバーズカード」に入会していただいて、なおかつ記念日として、お子さん・お孫さんの誕生日を登録した方は、入会金を5円(ご縁)にしております。

ええ、本当に5円玉一個で良いのです。普段は入会金が500円ですから99%引きですね(笑い)

この時期にこうしたキャンペーンをやっているのは、もちろん今が合格・卒業・進学・入社の時期だからです。

目出度い場合に人は何か美味しいものを食べたいものですが、すき焼きほど、この趣旨に合う料理は無いと私は思います。

実際、私がお世話になっている社長さんも、新入社員さんを連れて来て下さいました。嬉しいですよね。

すき焼きを食べて人は伸びることが出来る、いや伸びて欲しい、すき焼きって、そういう願いを託せる食べ物だと思います。

500円を5円にっていうのは、値引きし過ぎかもしれません。でも良いんです。

すき焼きに願いを託そうという考えをお持ちのお客様とご縁が繋がるのであれば495円位の値引きは安いものです。

だいたい、顧客リストなどというものは数を誇るものではありません。問題は中身ですよね。

こちらと似た考えをお持ちの方のリストでなければ何万人登録していただいても、大した意味は無く、そこへDMなど送れば紙の無駄になると思っています。

すき焼きを食べて人は伸びることが出来る!

そう信じている方だけが入会して下されば、それで私は満足です。

「ご縁づくりキャンペーン」は4/20(月曜)までです。

たくさんにご縁に恵まれますように。

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.865日連続更新を達成しました。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

焼き肉食べ放題

もちろん、食べ放題と食中毒の間に直接の因果関係はありません。

食べ放題をやっている店が全部危険だと言う積もりはありません。

しかし、私個人はやはりそういう店に行きません。私の立場で食中毒なんて絶対に罹れないからです。

ですので私はホテルの朝食の黴菌グ、いや、バイキングすら気をつけて、安全そうなものだけを選んで食べています。

そんなことをあらためて書いているのは、また食べ放題の店が食中毒を出し、死人まで出してしまったからです。

報道をコピペーしますと、

「北海道の空知管内栗山町内の焼き肉店で3月中旬に食事し、食中毒症状を訴えて札幌市内の病院に入院していた同町内の中学3年の女子生徒が4月1日午後0時45分ごろ、死亡したことが2日、学校関係者への取材で分かった。道警などは食中毒と死亡の因果関係について慎重に調べている。」

「岩見沢保健所によると、同店で3月19日にバイキング形式で肉などを食べた21人のうち女子生徒を含む14人が下痢や腹痛などの食中毒症状を訴え、この女子生徒が入院したほか、10人が通院した。警察から連絡を受けた岩見沢保健所が調べたところ、このうち5人から食中毒菌のカンピロバクターを検出。」

「焼肉店を27日から30日まで4日間の営業停止処分としている」

この文字だけ読むと、「バイキング形式で肉などを食べた」ことしか分かりませんが、テレビのニュースを視た私の目には、食べ放題の値段が飛び込んできました。いや、正確には「食べ放題」ではなくて、

「食べ飲み放題 2600円!」

と店の入り口に大書してありました。

んああ~

生の肉を「バイキング形式」で机の上に出しっ放しにしたんでしょうか。その映像は流れませんでしたが、だとしたら大変恐ろしいことです。

お子さんの部活の打ち上げって、焼き肉食べ放題に行くことが多いらしいですけど、くれぐれもお気をつけ下さい。

そして、話しは最初に戻りますが、私は食べ放題の店に行きません。皆さんが、

焼き肉食べ放題行こうぜ!!!

と盛り上がっている場を盛り下げないよう、私は、

「昨日飲み過ぎて気持ち悪くて、明日も飲む予定があるから」とか、

「嫁の機嫌が悪いから」とか

適当な理由を言って帰るだろうと思いますが、どうぞ皆さん、私を食べ放題に誘わないで下さい。

こう見えて、一応立場が在りますもので。

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.864日連続更新を達成しました。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

俺のすき焼きの会

このブログであまり大々的に告知してなかったような気がしますが、私のご先祖が狆の商いをたたみ牛鍋屋を始めましてから、今年で135年になりました。

それからついでに、このブログが2/28で満5年になりました。こっちはしつこく告知しましたね。

そこで、主に食べ物関係の御職業で、世代が近い皆さんをお誘いしまして、

「ちんや創業135年記念、住吉史彦のブログ5年間連続更新記念 俺のすき焼きの会!」

というのを開催させていただきました。

大勢の方にお越しいただき、在り難いことでした。

この機会に最近考えてきた、俺のすき焼きを披露させていただきました。

 

<今回のポイントは、こんな感じ↓でした>

・寒冷地で長期間肥育された牛を使う。

・肉を脱骨せずに2週熟成させ、脱骨した後また2週熟成させる。

・すき焼きに核酸系の旨味を加える。

・すき焼きに辛みと苦味を加える。

・ステイック春菊!

・季節の野菜の「変わりザク」をつける。

・すき焼きに酸味のある付け合せを付ける。

・消化酵素の在るフルーツ

・酒を、土鍋で宴席で燗つけする。温度を測りながら提供。

・アミノ酸豊富なチェイサーを付ける(悪酔い防止)

 

どのポイントも説明すると長いので、今日はご報告まで。

いずれ、このブログで色々御説明しますね。

ご参加いただいた皆さん、在り難うございました。

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.863日連続更新を達成しました。

 

 

 

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

なぜ元経産官僚の古賀さんは「報ステ」降板に腹をたてたのか

「なぜ元経産官僚の古賀さんは「報ステ」降板に腹をたてたのか」

という記事をネットで見つけました。大した深い興味は無かったので斜め読みしておりましたが、読む進むうちに、

うん、うん、うん、

そう、そう、そう

と唸ってしまいました。

結局なぜ古賀さんが腹をたてたのかですが、要するに、日本のテレビなどと申す者は、権力に密着して情報を分けていただく存在で、

政権からの圧力があれば当然屈するものだ、ということでした。

だから反原発・反安倍の古賀さんが言い過ぎれば、切られても不思議はないのですが、霞ヶ関を脱藩してきた古賀さんには、それがどうにも腹立たしかったのだと説明されます。

その背景を、この記事の著者の窪田順生さんは、

「この産業のビジネスモデルというのが「権力」にすり寄らなくては成り立たない構造的な欠陥がある」

「マスコミという業界のシステムエラー」と言っています。

個人的な話しではなく、また単純な話しでもない、ということのようです。

そのため、このシステムの中では記者さん達は専門知識を持たないように=ゼネラリストに成るべく養成されます。

2年や3年で担当がコロコロ変われば専門知識は蓄積されませんし、なによりも取材に不可欠な人脈も広がりません。

「政治もやりましたし、医療もやりました、最近はクールジャパンですね」みたいな記者さんが出来上がりますが、いいんです、政治家や官僚と仲良くしておけば、情報は渡して貰えるんですから・・・

ということなのだそうですが、私に言わせれば、まだ政治関係は良い方だと思いますよ。

本当に専門家がいないのは食の分野です。

政治・経済に比べたら優先順位が低いですからね、本当に専門家がいません。

困るんですよ、ドラマを視て仕込んだ程度の知識で私の所へ取材に来ていただいてもねえ。

弊店をお採り上げ下さるのだから、たいていのことには目をつむりますけど、たまに私の方から、

この企画に、手前どもは合わないと思いますよ。無理があるみたいだから、やめましょうよ!

と言ってしまうことがあります。たまにですけど。

窪田さんは最後に

「記者はすべて専門分野を明確にして採用をする」

と提言しています。

ええ、本当に、そのようにお願いしたいです。

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.862日連続更新を達成しました。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

新生活実態と家庭の味に関する調査2015

お祝いやめでたい日に食べたい「家庭の味」は何?

というアンケートがあったそうです。ネットで見つけました。

結果は、

5位 寿司(46件)

4位 ちらし寿司(47件)

3位 赤飯(52件)

2位 唐揚げ(60件)

で、

1位 すき焼き(72件)

という結果だったそうです。

すき焼きの「タレ」を販売しているエバラ食品工業さんによる「新生活実態と家庭の味に関する調査2015」という調査です。

そりゃ、当然すき焼きが1位だろう!と思う反面、唐揚げに結構肉薄されているのが心配です。

すき焼きの圧勝ではなかったのですね。

エバラさん、もっと頑張ってくれないと困りますねえ。

あ、他力本願は良くないか・・・

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.861日連続更新を達成しました。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

桜詣で

春爛漫ですね。

やはり、この時期を「春」だと思うのが、この国の風土に合っています。

1月のことを「新春」と言いますけど、気温は1月から2月にかけてまだ下がって行きます。下がって行く途中を「春」というのは変だなあ、と毎年思ってしまいます。

日本では学校や会社は4月に始まりますが、それはとても良い習慣だと思います。

海外では9月が学校のスタートだそうで、日本もそれに合わせようと考える人もいるやに聞きますが、学校のスタートは、やはり4月ですよねえ。

時に、なんでまた日本の学校のスタートは1月でも9月でもなくて、4月なんでしょう。気になって調べてみました。

どうやら、官公庁の「会計年度」に合わせたようです。

明治初期、政府の収入源は農家のお米でした。秋に収穫したお米を、農家が現金に換えて納税し、それから予算編成をしていくと、1月スタートに間に合わなかったという事情があったようです。

それで、1886年に会計年度は4月からと決められたそうで、学校もだんだんそれに合わて行ったと思われます。

うーん。

すがすがしい季節にスタートしたかったのではないのですねえ。

ともあれ、桜をながめながら、日本人はこの一年も頑張ろう!と思ったり、年配の方の場合は来年もまた桜を観たい!と願います。

桜とはそうしたものですから、

花の下で宴会も結構ですが、ご家族で桜詣でをしてはいかがでしょうか。

春爛漫です。

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.860日連続更新を達成しました。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

骨肉の争い

大塚家具さん、なんとかならなかったのかなあ?!

と思ってしまいます。

骨肉の争い!しかも娘は美人でクレバー!とメデイアに格好のネタを提供してしまいました。

3月の売上高は前年同月より37.8%減ったとかで、今後もキビシい展開が続くことでしょうね。

では、カツヒサ会長の経営は間違っていたのでしょうか?

調べてみましたら、人物はともかく、なかなか良い経営だったと言えるのです。

カツヒサ会長の大塚家具の特徴をまとめてみますと・・・

・まず品質重視。

・良い家具を、メーカーと直取引し・買い取り保証することで、原価を下げ⇒比較的安めに提供する。

・それも、現場での値引き交渉で下げるのではなくて、最初から安めの定価として掲示する。

の3点でした。

何回も何回も報道された「会員制」は「小売希望価格」に固執するメーカーに対する言い訳として導入されたものでした。「たしかに値引きはしているけど会員限定なんです」というわけです。

「安め」と言っても、元々高額な家具です。それをたくさん買い取るのですから、販売力が必要です。

そこでカツヒサさんは正社員を大量に雇用してトレーニングしました。高級ホテルや料亭を見学させたそうです。

そう、人を大勢雇い、在庫をたくさん抱えたのです。

昭和な良い経営じゃないですか!

たしかにリーマン・ショックで一度赤字になってはいますが、その後は利益を出しています。

だから、年寄りはとにかく引っ込んで道を譲れ!みたいな単純な意見に私は賛同できません。

パワハラ全開の人物だったという話しも聞こえてきますが、路線自体は、私は支持します。

良くなかったのは、成長が止まった後も突き進んでしまったことでしょう。

株式上場とか止めておけば良かったのに!

と思ってしまいます。

総会後に、今後カツヒサ会長と仲直りするのか問われたクミコ社長は、

上場会社なので、ガバナンスの観点を重視して対応したいと答えておいででしたね。どうもクミコさん、コーポレート・ガバナンスに拘りがおありのようです。

レッキとした会社なのだから身内の情は在っても、ナアナアで決めることはしないとおっしゃりたいのだと思いますが、そもそも上場を止めておけば、たとえ身内で揉めてもテレビとか出ないで済んだのに!と思ってしまいます。

結局薬局、大塚家具さんは老舗に成り切れなかった、数多の会社の一つとして記憶されるでしょう。いや、たぶん記憶もされませんね、カジュアル路線に行ってしまったら。

その路線転換、私はどうなんだろうと思います。

せっかくカリスマが創り上げた稀代の会社なのに、普通の会社に成ってどうするんでしょう。もったいない。新路線、私はどうなんだろうと思います。

見た目は私のタイプなんですけどね。路線はタイプじゃないです。

正すべきは路線ではなくて、カツヒサさんの性格だったのではないのか?

どうでしょう、今からでも上場廃止して、品質に回帰してみては。

そうすれば、もしかして、仲直りも・・・

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.859日連続更新を達成しました。

 

 

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

18連勝

唐突に健康自慢ですが、人間ドッグで18連勝させていただきました。

結婚した年から毎年2月か3月に受診しておりますが、これで18年連続「異状無し」です。あれだけ酒を飲んで、運動はと言うとまったくしていないのに、我ながら素晴らしいです。

今後もこの道を行け!という神仏のお示しだと思われますから、今後も精進させていただきます。

そのドッグのおり、担当の方から聞かれたことがありました。

体重が3キロ落ちてますね。何か運動とか始めたんですか?

い、いいえ、まったく。あ、でも、炭水化物は減らしめにはしています。酒を飲む時に、どうしても何か食べてしまうので、日中は軽い食事にしてるんですけど、3キロも落ちましたか。でも、腹は出たような気がするんですよ。ベルトがキツいことがあるんです。

あ~そうですか。内臓脂肪は付いたかもしれませんね。50歳位の男性は、内臓脂肪が付き始めるんですよ。

な、内臓脂肪ですって!

牛の内臓脂肪のことは、これまでも考えてきましたが、自分の内臓脂肪なんて、考えもしませんでした。

腹筋運動とかイヤだなあ。

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.858日連続更新を達成しました。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)