体験活動

うん、偉い。

良くぞ言った。

こういう若い衆が未だこの国にいたとはねえ。私は感心しました。

感心しましたのは、

学校の「体験活動」で「ちんや」にやって来た、中学生のリーダー君が「体験」を終えた後、

いつか僕も自分で稼いで、ここに来れるように成りたいです!

と言ったからです。

実は、このプログラムはタダではなく、お一人様4.700円(税込)をいただいています。

精肉厨房を見学し、自分で肉を切る体験をして、それから座敷の個室に移動して、自分の切った肉を食べてもらいます。体験が付いているだけで、食事中はマトモに大人扱いしますので、それなりの値段をいただいてるのです。

見学だけならタダですけどね。

4.700円ですので、お小遣いで来れる額ではなく、修学旅行の昼食代としても高いですので、お子さんが体験に見えるのは頻繁ではありませんが、それでも今回のようなお子さんも来ます。

普段は「ちんや」の価値が、大人にもなかなか分かっていただけないのに、果たしてお子さんに分かることやら・・・

と心配になりますが、今回のような話しを聞くと嬉しくなりますね。

何事かを感じてくれるお子さんもいるのですねえ。

リーダー君の立身出世を楽しみにします。

次回は自腹で、是非来ていただきたいものです。

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.885日連続更新を達成しました。

Filed under: 食育ナウ — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)