おまかせ消費
「おまかせ消費」が拡大しているそうです。
特定のスタイリストが選んだ服を買うとか、あるいは実際に買い物に同行する「ツアー」もあるそうです。
実は、私もネクタイを選んでもらったことがあります。それがプロの仕事ですから有料で選んでもらいました。
自分が好きな色と
自分に似あう色は違うと知ったのはその時で、たしかに、
素敵ですね!
などと言われたりします。まあ、お世辞でしょうけどね。
ところが、です、以下ネットのコピペーですが、
「ファッション業界のみならず、自分で選べない、あるいは、より良いものを求める消費者による“おまかせ消費”が広がっている。」
「おまかせ消費が広がっているのは、ファッション分野だけではない。KDDI株式会社は2013年より、スマートフォン利用者を対象に、各分野のキュレーターが選んだ商品を定額で毎月届ける「auおまかせショッピング」を開始した。現在、グルメやワイン、コスメ、ライフスタイル(花)などのコースを展開している。「ワイナレッジ」など、ソムリエが厳選したワインを定額で届けるサービスを展開するワインショップも増えている。」
うーん、服とは事情が違うと思うんですけど。
そのソムリエさんと味覚は一致するのでしょうか。
人の味覚は遺伝的にも後天的にも個人差があることが知られています。
例えば、苦味を感じさせる「フェニール・チオ・カルバミド」を感知できない人=つまり、その物質について「味盲」と呼ばれる人は結構多数いて、白人で約30%、日本人で8-15%に達するそうです。
ですから、味覚は人と一致しない場合があり、一致しない場合は他のソムリエさんを探さないといけません。一致するまで何度でも探し直さないといけません。
一致することが分かった後は、たしかに無駄な買い物をしなくて済むようになりますけどね、それまで結構時間がかかると思います。
なんか、最初から自分で探した方が良いような・・・
追伸
『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。
この本は、
食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、
全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、
この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。
是非是非お求めください。
弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。
是非。
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