ルンルンの傘

ある日ツイッターのタイムラインを眺めておりましたら、

「雨が降ると、傘をさせるので嬉しいですね(*^^*)

お気に入りの、今だけの時期にしか使わない桜の傘☆

花粉も少ないし、雨の月曜日、ルンルンですo(^-^)o 」

というツイートが目に入りました。

ツイ主さんは、一度名刺交換をしただけのピアニストの方なのですが、今はツイッターがあるので、日頃どんな活動をなさっているか、なんとなく知ることが出来ますね。

でも今日書きたかったのは、申し訳ないのですが、彼女の音楽活動の話しではなくて、傘のスペックとベネフィットの話しです。

そう、傘という消費財の在り方が今時は、スペック=雨を避ける、という要素に集約され過ぎているのではないか、という私の不満について書きたいのです。

そう、500円傘・100円傘の普及によって、傘は、

雨を避けるだけの、防具としての財、しかも、

今日一日の雨を避けるだけの極端に短時間の消耗財

と化してしまっていますね。

で、急な雨で風も強い時、この安物を買って使いますと、すぐに逆向きに開いてしまい、戻らなくなってしまいます。バラバラになってしまうことすらあります。

⇒壊れて使えなくなってしまいますので、そのまま往来にポイ捨てされてしまいます。

今年の春は強風の日が多かったので、そうした放置ゴミ傘の始末に、街の人々は往生しています。

100円と安いので捨てても何とも思わないんですね。他人の迷惑をまったく顧みないポイ捨て行為は、実に腹立たしいです。

でも、その傘がツイッターの彼女の持っているような「今だけの時期にしか使わない桜の傘」ならば、そう簡単には捨てませんよね。たとえ壊れても、直そうとするでしょう。

傘業界の皆さん、日本はモノづくりの国ですよね。なんとかならないもんでしょうか?

「(*^^*)雨が降ると嬉しくなる傘」

「o(^-^)oルンルンの傘」

というような、メンタルなベネフィットの在る傘を、是非どんどん売り出して欲しいです。

もっと、この国を楽しくしませんか。

よろしくお願い申し上げます。

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は345人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.133日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

渋谷駅と同窓会

東京メトロが発表したところによりますと、副都心線と東急東横線の直通運転が始まったことで、副都心線の駅の利用者数が4割も増加した、ということです。

休日は新宿三丁目が8割増、池袋が6割増、明治神宮前が5割増なのだとか。

スゴいですね。

でも、若き日を東横線と共に過ごした私は、素直に喜べません。なんだか、東横線が違うサイドへ繋がってしまって嫉妬します。

だいたい、ですよ、横浜と川越を繋ぐ必要性なんて何処にあるんですかね。

明治の「絹の道」を再建するのなら、横浜と八王子ですよね。川越はどちらと言うと「芋の道」で浅草と繋がっていたのに、横浜と繋がってしまって面白くないですねえ。

さて、話しを戻します。

高校生の頃、東横線日吉駅へ通学する私は、必ず渋谷駅を経由していました。当時地下鉄日比谷線が東横線へ乗り入れていましたから、銀座で乗り換える手もあったのですが、渋谷を回っていました。

オーケストラでチェロを弾いていた私は、通学時に楽器を抱えていたからです。

チェロって、結構大きいんです。だから朝のラッシュ時の電車に乗るのが難儀で、それで始発の渋谷から乗っていました。

銀座線の浅草が始発で、東横線の渋谷も始発ですから、必ず端の座席を獲って楽器を置き、楽譜を読みながら日吉へ向かっていました。

そう言えば、日吉駅が地下化した時も驚きました。

80年代、駅の改札口は2階にあって、そこから日吉記念館へ向かう並木道を眺めると、特に秋などは実に美しい光景でした。

あれから25年。

渋谷駅が廃止されてから1週間の日に、卒業25周年記念の同窓会がありました。

老け込んだ男もゼロではありませんでしたが、旧友達はだいたい元気そうで、意気軒高でした。

皆、今年が年男です。

ここから還暦までが、勝負どころとなりましょう。

やれることは、何でもやりたいものですね。

どうか、ご声援下さい。

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は345人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.132日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

ゆるキャラ

滋賀県食肉事業協同組合さんが、「近江牛キャラクター」のデザインを募集しています。

関係者の方が弊店へも訪ねてきて、募集チラシを置いていきました。

なんでも、

毎年3月29日を「0329(オーミニク)の日」として、近江牛のPRを行う日にする、のだそうです。

チラシを見ますると、そのキャラクターの名前が書いてありません。デザインが決まってから名前を募集するのでしょうか。

これまでの「ゆるキャラ」は、デザインが決まってから、名前を募集するケースがほとんどでしたから、逆を狙った展開ですね。

応募の志がおありの方は、私までお申しつけ下さい・・・

え? もう「ゆるキャラ」はウンザリだ って?

あ~ねえ~そうでしょうねえ。

「彦にゃん」が出て来た辺りまでは「ゆるキャラ」も新鮮でしたけどね、今は陳腐化しつつある状況ですから、組合もデザイン募集という作戦を採ったんだと思いますよ。

それにですよ、こういった組合の宣伝活動って、なかなかやりにくいんですよ。

だいたい、日本の農産物のブランドって、地域でブランドを作ろうするケースがほとんどですが、その地域の中の産物が一定の品質とは限らないですよね。

近江国と言っても、関ヶ原に近い東部と、比良山系の麓の西部、日本海に近い長浜ではだいぶ地理が異なります。言葉も少し違いますね。

その全体が均質な牛を育てるなんてことはあり得ず、となると全体でまとまってブランド化することなど、そもそも難しいと思わざるを得ません。

ついでに申せば、ブランド化には産物の流通経路を支配することが不可欠ですが、県全体でそういうことをするのも、非常に難しいと思わざるを得ません。

地域ブランドで成功しているように見えるのは、牛の場合「松阪牛」と「米沢牛」の二つで、二つとも市単位です。県単位ではありません。

ですので、私は以前から県ブランドはナンセンスなのであって、そういうブランドではなくて、同じような牛の育て方を志向している人が集まって、つまり派閥を作って、その派閥をブランド化しようよ!と言っています。

ジミン党のことは存じませんが、こと農産物に関しては、派閥有用論です、私は。

でも勿論、現実の地方の社会で、そういう行為が摩擦無く出来るか、分かりません。

実際の問題として、派閥作りなどという突っ込んだことは避けて、なんとなく近江牛全体の認知度が少しでも上がればそれで「儲けもの」という位の、低ハードルな目標を追って行くことしかできないでしょう。

であれば、「ゆるキャラ」作戦も悪くはないのだろう、と思っています。

なお牛の先行「ゆるキャラ」としては既に、阿蘇市の「あか牛くん」、能登牛の「べこりん」、吉野家さんの「よっぴー」があるようです。

さて、近江牛はどんなことになりますやら。

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は345人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.131日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

ドタキャン

料理屋の天敵と言えば、勿論ドタキャンですが、

そのドタキャンの、「なるべく相手を怒らせず、関係を悪化させない」仕方というのが、ネットに掲載されていたので、思わずクリックしてしまいました。

しかも指導するのは「男女コミュニケーションアドバイザー」なる人物です。

さて、どんなものでしょうか。以下コピペーしますと、・・・

・ポイントは「結論から先に言う」ということ。長い前置きや言い訳から始めるのは絶対ダメです。

・基本的なことですが、連絡は電話で。

・声のトーンを変えるなど、いつもとは少し違った雰囲気を出すよう心がけると良いようです。

それはそうでしょうね。たしかに言い訳が長いのは、ウンザリしますからね。でも、ここまでは特別な話しではないですね。

・言い訳がましくなるのはダメですが、結論を述べた後に必ずドタキャンの理由は言うべきです。そのときも相手を見極めて、場合によっては多少「盛って」話すのも一つの手段でしょう。いくらその理由が正当でも、相手に「私はそれに負けるんだ」と思わせてはダメですから。

ただし、

・相手を納得させるためにウソをつくのは禁物。少し大げさですが、「親が体調を崩して……」とウソの理由を言ったら、実家にカノジョがお見舞いに来てしまったという話もありますから。事実を偽るのではなく、あくまで言い方の表現を「盛る」だけにしましょう。

はははは。

・ドタキャンにおいて一番大切なのは、相手に「私は軽んじられている」と思わせないことなのです。ドタキャンするときは、いかに誠意を見せるかが大事とのこと。

まあ、それはそうですけど、やっぱり特別な話しではないですね。

と私がガッカリしかけた頃、その次には、かなり良いことが書いてありました。

・必ず代案を出すこと。それがないと相手は「軽んじられている」という印象を抱きますから。

そうそう、代案は大事だと思います、私も、非常に。

特に、料理屋をキャンセルする場合は、具体的に相手方に金銭的損害を与えている場合ですから、言い方が不遜だったりすると「出禁」(=出入り禁止)処分に遭いかねません。是非とも代わりのスケジュールを設定するのが良いと思います。

現代日本では、代案まですぐ出せる方はあまり多くはいませんから、必ず店の人の印象に残ります。私などは、

この方はかなり「ちんや」へ食べに行きたい!と思っておいでの方なんだ。

と嬉しく思ってしまいます。

今時は「仕方のないことは仕方がない」とすぐ諦める人が多いですが、知恵は出せば出るものです。知恵を出して、なんとか、この国をもう少し住みやすくしたいものですね。

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は345人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.130日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

スギちゃんの愛される理由

スギちゃんが、雑誌の取材のために弊店へ見えました。

そう、「ワイルドだろ~?」の決め台詞で大ブレイクした、あのお笑いの、スギちゃんです。

今回の企画は「スギちゃんが老舗に学ぶ、愛される理由」というものです。

業界で「一発屋」とからかわれるスギちゃんが、一発で消えないために、東京の長く愛されている店を訪れ、そこで「長生きの秘訣」を学ぶ、という趣向です。

具体的にはスギちゃんが、

・その店の看板商品を食べ、人気の理由を店の主人に聞く

・長く愛される秘訣を伝授してもらい、応援コメントをもらう

・「こんな事を学んだぜ~」と最後に総括する

という形です

でも、この企画って、失礼な企画ですよね。

実は調べてみますと、スギちゃんがブレイクしたのは、たしかに最近ですが、デビューは1994年のことで芸歴は結構長いです。

コンビで活動していたこともあり、事務所も移ったりしていて、なかなかしぶとく頑張って来た方だと分かります。

ご両親も夫婦でマジシャンと言いますから、芸で身をたてることの大変さは先刻ご承知と思われます。

実際「将来は親子で観ていただける芸人になりたいんですよね」と言っておいでで堅実な方です。

そんな方に私が老舗ズラして講釈をたれるのは、誠に恐縮なことなのですが、まあ、そこは仕事なので一応こなさないといけません。

弊店としては、

・同じご家族から何世代にも渡って来ていただけるように、といつも思っていること

・その為には、老若男女に愛される味である必要があること。特に年配の方でも消化しやすくてモタレない肉である必要があること

・浅草は何度も被災して立ち上がった経験があり、その力の源泉は結局、人の中に在ること

・(個人的に)自分の人生について自分を中心に考えないようにしていること

などをお話ししました。

真面目過ぎたぜ~!

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は345人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.129日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

 

Filed under: 今日のお客様 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

最終日

上野公園に在る「旧東京音楽学校奏楽堂」は、耐震補強工事に入るため、3/28-3/31の「ありがとう・また逢う日までコンサート」を最後に、当分の間休館することになりました。

「奏楽堂」は、昭和62年に台東区の手で現在地に移築保存されたのですが、その時の用談に弊店がしばしば使われました。その経緯については、弊ブログの2012年1月5日号・6日号をお読み願いたいのですが、その経緯がありますもので、弊店は長年協賛広告を出して来ました。

それで、今回のコンサートにも招待していただけることになり、最終日に聴きに行って参りました。

館長さんに聞いたところでは、「奏楽堂」は、2011.3.11の時は、細いクラックが壁に入った程度だったそうですから、外壁の剥離があった「ちんや」よりマシなのですが、重要文化財ですので、補強が必要と判断されたそうです。

工法は未だ決定してないそうですが、解体再建となると工事に3年とか、かかってしまう模様です。

お名残り惜しいことです。

で、最終コンサートは、館に所縁の芸大の関係者による演奏で、演目にはバロック~前古典期の渋い音楽が並んでいました。

J.S.バッハ、C.P.E.バッハ、フレスコバルディ、クープラン、ブクステフーデ、スカルラッティ・・・といった作曲家です。

あれ? 館長さんは、たしか派手な感じで!と言っておいでだったような気がしたんだけどなあ・・・

でも、感動的なコンサートだったので、まあ、良いでしょう。

日本最古の洋式コンサート・ホールである、この楽堂で、ひととき音楽に浸らせていただきました。

聴き終えて外へ出ると、今年の早めの桜が散り行く最中。

楽堂に再会を誓って上野を後にしました。

なお、今後も「日本歌曲コンクール」「芸大生による木曜コンサート」は、合羽橋の「ミレニアム・ホール」で続けて行くそうですので、皆様のご後援を賜りたく、お願い申し上げます。

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は345人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.128日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

Filed under: 憧れの明治時代 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

76歳のスキーヤー

テレビでスゴい人を視ました。

76歳の女性スキーヤー・石崎清子さんです。

石崎さんは52歳でスキーを始め、60歳で競技デビュー、71歳の時に「大回転」の世界チャンピオンになられた方です。

その後73歳の時練習中に大怪我を負ったのに、医者の引退勧告をなんと無視して、復活。

今年の世界大会で、再び世界チャンピオンの座に帰り咲いた、と言いますから、スゴい方です。

映像では笑顔の可愛い方なのですが、おっしゃることは「私スピード狂なの」とか結構過激・どん欲です。素晴らしいです。

で、問題は当然、この76歳の女性スキーヤーが食べているものです。

カメラはスキー合宿中の石崎さんを密着していたのですが、そこで食べていたものは、

ケバブ。

なぜ日本の山の上でケバブなのか、良くわかりませんでしたが、とにかく石崎さんは牛肉がお好きだとか。特にレアがお好きということで、実に結構です。

このコーナーは、テレビ朝日『モーニングバード』という番組の中の、「Gウーマン」という、各界で活躍する女性を紹介するコーナーなのですが、ここに登場する女性は、たいてい牛肉がお好きです。

う~む

肉=男じゃ古いんですねえ。

弊店も、肉の売り先をよくよく考えないといけません。

「パワフルな女性を応援する肉」~そういう売り方ですかねえ、これからは。

トホホ。

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は345人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.127日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

新玉ねぎ

春の「変わりザク」として、「新筍」と「新玉ねぎ」をお出ししています。

勿論、すき焼きに入れていただきます。定番のザクに加えて召し上がっていただき、春の味覚を楽しんでいただけたら、と思っています。

鹿児島県産の「新筍」は小さいサイズですが、香り高く、ほろ苦さも楽しめます。

いったんボイルしてありますので、味が浸み込めば食べられます。

静岡県産の「新玉ねぎ」は柔らかく、甘味が濃いのが特徴です。

生の状態でお出ししますが、辛みが少ないので煮込まなくても美味しく食べられます。煮込み過ぎると溶けてしまうので御注意願いたい、と思います。

と書きましたら、玉ねぎと「新玉ねぎ」は、どう違うの?という御質問をいただきました。

あ、そうか、そこを説明しないとダメでしたね・・・

「新玉ねぎ」は春先になると店頭に並びます。

収穫後すぐに出荷されておりまして、やや肉厚の柔らかそうな外皮に包まれています。水分が豊富で柔らかく、甘みが強くて辛味が少ないのが特徴です。

逆に、「新」でない玉ねぎは収穫後すぐに出荷せず、保存性を高めるために乾燥させてあるのです。

風通しの良い日陰で、紐で縛りって吊るしたりして貯蔵するようです。これにより常温で保存可能に成ります。

玉ねぎが世界的に普及した理由は、ここ=保存性です。

栄養的に優れていること、

どんな国の料理にも利用しやすいこと

多産で、重い病気や害虫がないこと、

も普及した理由ですが、軍隊や長期間の航海で利用しやすいために、世界各地へ拡がったと思われます。

原産地は中央アジアらしいのですが、洋食の必需品ですし、日本の関西人は青ねぎに加えて玉ネギをすき焼きに入れますね。

そう、だから、玉ねぎ=海軍カレーというイメージは非常に正しいイメージなのです。

さて、話しを「新玉ねぎ」に戻します。

というわけで、「新玉ねぎ」は乾燥させていないので、痛みやすくて保存が利かず、旬の時期にだけ楽しめるものです。

加熱する時は、普通の玉ねぎの感覚で煮ると、トロトロになってしまいますが、そこだけ気をつけていただけば、美味しい食材だと思います。

お試しあれ。

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は345人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.126日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

永六輔さんのリハビリ

坂本九ちゃんの『上を向いて歩こう』がアメリカ「ビルボード」誌のシングルレコード・ヒットチャートで1位になってから今年が50年目です。その後日本人が1位になったことは一度もありません。

そう、英語のタイトルが『SUKIYAKI』の、あの曲ですね。

その曲の作詞家・永六輔さんが、最近テレビ番組『徹子の部屋』で『上を向いて歩こう』にまつわる、面白いエピソードを語っておられました。

エピソードと言っても1960年代の古い話しではありませんで、最近のことです。

永さんはパーキンソン病を患い、リハビリをなさって今はかなり回復なさったのですが、そのエピソードはリハビリ中の話しです。

リハビリ担当のインドネシア人の介護士さんが、熱心に永さんの手助けをしていました。

で、ある時「日本には良い歌があるから、それを歌いながら歩きましょう!」と誘って来たそうです。

なんと、『上を向いて歩こう』という歌を知ってますか?あれを歌いながら背筋を伸ばして歩く練習をしましょう!と誘って来たそうです。しかも、病院の廊下を。

歌いながら廊下を歩けば、周りの日本人は、それが永さんとすぐ気づきますよね。

それは永さんにとっては恐ろしく恥ずかしい状況なので、思わず、「その歌は知らない」と言ってしまったそうです。

しばらくして、お医者さんと面談があり、

「知らないわけないでしょう、あんな有名な歌を。ウソをついちゃいけません。ちゃんと知っていると言ってあげて下さい!」

と言われ、永さんは介護士さんに謝ったそうです。

「本当はあの曲は知ってる。なぜかというと、あの曲の歌詞は僕が作ったんだ!」というと、今度は、

「僕が作った、なんて、またウソをついてる!」と言われてしまったそうです。

それが、このエピソードのオチです。

『SUKIYAKI』はアメリカだけでなく、インドネシアでも親しまれていたんですね。

なんだか、嬉しくなりました。

はい、皆さんも御一緒に!

♪上を向いて歩こう 涙がこぼれないように♪

<春の臨時営業(火曜営業)のお知らせ>

春の観光シーズンをむかえ、下記の日は火曜日ですが、営業いたします。

どうぞ御利用下さいませ。

平成25年4月 2日(火)隅田公園桜まつり

平成25年4月30日(火)GW連休

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は345人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.125日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

臨時営業

きりがや4月の浅草には大きな行事がありません。

例年4月前半は、花見の人出があって忙しいですし、

後半になりますと、今度は三社祭の準備に入ってしまうので、

4月には、そもそも行事を開催したくないのです。

でも、今年は桜が早く咲き⇒早く散ってしまったので、少し様子が違います。

お彼岸と花見が一緒にやって来て、3月中は忙しくなりました。弊店の売り上げも好調だったのですが、ヌカ喜びしてはいけません。

桜が散れば人出は退いてしまうからです。

前回の早期開花の年=2002年もそうでしたが、売り上げを全部月山すればイヤ合算すれば、ウハウハな数字にはなりません、決して。

なんだか、不意に4月前半がポカンとしてしまいました。

さしあたって、4/2(火)の営業が心配です。桜の開花を見込んで火曜営業することにしましたが、弱りました。

しばらく前から「営業します!」と予告して予約も獲ってしまいましたから、

や~めた!

というわけに行きません。弱りました。

この日に来て下さった方には、大サービスしちゃいますよ!

ハグとか、

チューとか、

なんだ、両方ともタダじゃないか、って?

そ、そうでした・・・

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.124日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)