ルンルンの傘
ある日ツイッターのタイムラインを眺めておりましたら、
「雨が降ると、傘をさせるので嬉しいですね(*^^*)
お気に入りの、今だけの時期にしか使わない桜の傘☆
花粉も少ないし、雨の月曜日、ルンルンですo(^-^)o 」
というツイートが目に入りました。
ツイ主さんは、一度名刺交換をしただけのピアニストの方なのですが、今はツイッターがあるので、日頃どんな活動をなさっているか、なんとなく知ることが出来ますね。
でも今日書きたかったのは、申し訳ないのですが、彼女の音楽活動の話しではなくて、傘のスペックとベネフィットの話しです。
そう、傘という消費財の在り方が今時は、スペック=雨を避ける、という要素に集約され過ぎているのではないか、という私の不満について書きたいのです。
そう、500円傘・100円傘の普及によって、傘は、
雨を避けるだけの、防具としての財、しかも、
今日一日の雨を避けるだけの極端に短時間の消耗財
と化してしまっていますね。
で、急な雨で風も強い時、この安物を買って使いますと、すぐに逆向きに開いてしまい、戻らなくなってしまいます。バラバラになってしまうことすらあります。
⇒壊れて使えなくなってしまいますので、そのまま往来にポイ捨てされてしまいます。
今年の春は強風の日が多かったので、そうした放置ゴミ傘の始末に、街の人々は往生しています。
100円と安いので捨てても何とも思わないんですね。他人の迷惑をまったく顧みないポイ捨て行為は、実に腹立たしいです。
でも、その傘がツイッターの彼女の持っているような「今だけの時期にしか使わない桜の傘」ならば、そう簡単には捨てませんよね。たとえ壊れても、直そうとするでしょう。
傘業界の皆さん、日本はモノづくりの国ですよね。なんとかならないもんでしょうか?
「(*^^*)雨が降ると嬉しくなる傘」
「o(^-^)oルンルンの傘」
というような、メンタルなベネフィットの在る傘を、是非どんどん売り出して欲しいです。
もっと、この国を楽しくしませんか。
よろしくお願い申し上げます。
追伸①
藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。
他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。
是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は345人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.133日連続更新を達成しました。
毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。