東大野球部の、勝利のすき焼き

東大野球部が「すき焼きで連敗阻止」を狙っているそうです。

東大野球部は、元巨人の桑田真澄さんや元中日の谷沢健一さんを特別コーチに招くなど強化を図っていますが、目下、東京六大学リーグで引き続き連敗中。

そんな中、なんとか浮上のキッカケを掴もうと、4月10日夜、野球部の「一誠寮」で「勝利のすき焼きパーティー」を開催した、と報道されていました。

なんでも、

「実は、寮ですき焼きパーティーが開催されるのは20年ぶり。かつてはOBや企業からの寄付金がタンマリ入り、試合前夜には必ず豪勢な“肉会”が開かれ、士気を高めていた。」

へええ、そうだったんですね!

「しかし、バブル崩壊で寄付が激減し、伝統の行事も1993年を最後に中止。この影響からか、成績も低迷した。」

いやはや「この影響から低迷した」とは深刻なことです。

で、

「チームワーストタイの70連敗も見えてくる今、浜田監督の選手時代のチームメートたちが立ち上がった。大企業の役員や中小企業の社長となったOBを訪問するなど、資金集めに奔走。」

「アベノミクス効果もあってか、瞬く間に40万円が集まり、先月、野球部に寄付した。春秋のリーグ戦の試合の前に毎回、すき焼きが振る舞われるという。」

1989年卒の江口夏郎氏によると、

「僕らのころは寮に牛肉があるのが普通でした。OBの方々にお世話になった分、後輩に恩返しをしたい。すき焼きで絆を深め、チーム力が上がれば幸いです」

「研究などで忙しく、練習で全員がそろわないことも珍しくはありません。だからこうした、全員が集まっての肉会は非常に有効。左右の柱となる投手も成長しているし、今年は違った姿を見せられると思います」

うーん、それにしても、すき焼きをするのに「資金集め」をして、それが40万円とは、スゴいです。流石、天下の最高学府。

その最高学府の学生さんが、「すき焼きで絆を深める」とは、是非応援したいところですが、結果は・・・

4/21の早東戦で早稲田の高梨雄平投手に「完全試合」をやられてしまいました。「完全試合」達成は六大学リーグ史上3人目の快挙だそうです。

困るなあ、それは。

 追伸①

雑誌『東京ウォーカー』2013年第8号の、新連載コラム「スギちゃんの愛される理由」の初回に、私が登場させていただきました。「長く愛されたいスギちゃんが、東京の老舗を訪れて愛される秘訣を探ります!」というコーナーです。是非ご購読を。

http://www.kadokawa.co.jp/mag/tw/

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は345人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.145日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 
Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)