渋谷駅と同窓会
東京メトロが発表したところによりますと、副都心線と東急東横線の直通運転が始まったことで、副都心線の駅の利用者数が4割も増加した、ということです。
休日は新宿三丁目が8割増、池袋が6割増、明治神宮前が5割増なのだとか。
スゴいですね。
でも、若き日を東横線と共に過ごした私は、素直に喜べません。なんだか、東横線が違うサイドへ繋がってしまって嫉妬します。
だいたい、ですよ、横浜と川越を繋ぐ必要性なんて何処にあるんですかね。
明治の「絹の道」を再建するのなら、横浜と八王子ですよね。川越はどちらと言うと「芋の道」で浅草と繋がっていたのに、横浜と繋がってしまって面白くないですねえ。
さて、話しを戻します。
高校生の頃、東横線日吉駅へ通学する私は、必ず渋谷駅を経由していました。当時地下鉄日比谷線が東横線へ乗り入れていましたから、銀座で乗り換える手もあったのですが、渋谷を回っていました。
オーケストラでチェロを弾いていた私は、通学時に楽器を抱えていたからです。
チェロって、結構大きいんです。だから朝のラッシュ時の電車に乗るのが難儀で、それで始発の渋谷から乗っていました。
銀座線の浅草が始発で、東横線の渋谷も始発ですから、必ず端の座席を獲って楽器を置き、楽譜を読みながら日吉へ向かっていました。
そう言えば、日吉駅が地下化した時も驚きました。
80年代、駅の改札口は2階にあって、そこから日吉記念館へ向かう並木道を眺めると、特に秋などは実に美しい光景でした。
あれから25年。
渋谷駅が廃止されてから1週間の日に、卒業25周年記念の同窓会がありました。
老け込んだ男もゼロではありませんでしたが、旧友達はだいたい元気そうで、意気軒高でした。
皆、今年が年男です。
ここから還暦までが、勝負どころとなりましょう。
やれることは、何でもやりたいものですね。
どうか、ご声援下さい。
追伸①
藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。
他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。
是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は345人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.132日連続更新を達成しました。
毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。