ふぐ中毒騒動
有名人というのは、騒動を巻き起こす才能がある人のことを言うんですね。
ひがし知事こと東国原英夫さんのことです。今度はふぐ中毒で騒動を巻き起こしています。報道(=週刊誌)によりますと・・・
「東国原さんはジョギング中にナンパした都内在住の女性(35)を誘い、2人で2011年11月10日夜に「ふぐ福治」を訪れた。この店は、ミシュランガイドで3年連続2つ星を獲得したことで知られ、東国原さんは常連客の1人だった。」
「店内で、東国原さんは「いつもの出してあげて」などと、すりつぶしたトラフグの肝臓をポン酢に溶かした「肝ポン酢」を裏メニューから注文した。「フグの毒で口をピリピリさせて酒を飲むのが通」などと言って味わったといい、女性にも勧める仕草を示したという。」
「東国原さん本人はさほど異変はなかったというが、女性は店を出てから唇のしびれや頭痛などフグ毒特有の症状を示した。帰宅後に救急車で運ばれて入院し、翌11日になってようやく退院した。」
「病院からの通報で都中央区保健所が動き、店を14日から1週間の営業停止処分にした。保健所では29日になって食品衛生法違反などの罪で警視庁築地署に店を刑事告発し、12月2日には店主のフグ調理師免許を取り消す事態にまでなっている。」
これについて「ふぐ福治」の店主は・・・
「こちらから進んで出してはいません。要求がなければ絶対に出しませんよ。店のリスクを考えると、あり得ないことです。東国原さんが注文しており、女性にも勧めていたのではと思います。しかし、違反なのを知っていて出してしまったので、本当に申し訳ないというしかありません。可食性のフグ肝なんて、そんなのはないですよ」
牛のレバ刺しの時もそうでしたが、客が要求したから⇒デンジャラスなものでも提供した、と説明する店が実に多いです。
一方、ひがし知事はブログでこれに反論・・・
「店から『肝ポン酢』があると説明されて注文するようになり、「毒性のない可食性」と認識していたとした。」
「九州の宮崎・大分では毒性のないふぐ肝が提供されることが多々あります」
み、宮崎には、毒性のないふぐ肝があるんですか・・・
初耳です。
良い子の皆さん、何がなんでも有名に成りたい、と考えておいでならともかく、やっぱり、ふぐの肝はお止めになった方が良いと思いますよ。
追伸①
藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に載せていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。
他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。
是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は300人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
参加者の方には、特典も!
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて930日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。