30カ月
本日弊ブログは、30カ月連続更新を達成しました。
30カ月といいますと、肉牛の一生の長さですね。もう少し飼った方が、肉の味が深まるのですが、最近は、餌代を節約するため30カ月より前に出荷される牛が多く、残念に思っています。
ですので弊ブログは、それをマネせず、味が深まるまで頑張って参りたいと思います。さしあたって、今年の11月の後半に千日連続更新を迎えますので、それを当座の目標にしています。
さて、弊ブログを読んだ方から、
面白いけど、シニカルだよねえ、
というコメントを戴くことがあります。
⇒シニカルであることは認めます。
と申しますか、あるジャンルについては意図的にシニカルに、つまり当事者意識ゼロであるかのように、書いています。
あるジャンルとは、主に政治・それから芸能界ですね。
今時は、政府・国会・マスコミをあげつらっても誰からも「そういうモノ言いはやめておけ」と言われることはありません。気分良くコケに出来ますので、そうさせていただいています。
ネタが不足している時に丁度良いですしね。
ですので「政治を自分のこととして考えよう!」
とお考えになっている方がそれを読めばシニカルに見えるのは当然かもしれません。
だって、政治をあんまり真面目に論じたら、
じゃあ、自分が選挙に出れば良いじゃないか!
って言われてしまいそうですからね。いや、実はもう何度か言われています。
ですので、ますます本気には書けません。引き続き、当事者意識ゼロのシニカル路線で書きたい、と思っています。
一方、すき焼きや食べ物のことは、シニカルに、というわけにはいきません。
こちらは自分の血と汗と、人生の時間の相当部分を奉じる対象ですので、どんなに解決困難な課題であっても、完全な当事者あるいは渦中の人物の立場で、書かないといけません。
ご存じの通り、現代の食を巡る状況は、どうも良くない傾向ばかりが目につきますので、ぼやきが多いかもしれません。弊ブログの「ばやき部屋」というカテゴリーに入っている文の相当数が、そうした文章ですね。
しかし、ぼやいていたとしても、食に関しては大前提として、最期まで当事者としての位置を放棄しないようにする積りです。
引き続き、ご愛読をお願い申し上げます。敬白。
追伸①
藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に載せていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。
他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。
是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は288人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
参加者の方には、特典も!
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて916日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。