2010年9月30日
無から有の六条
私の学校の先輩の、恒仁朗さんが昨年「商人心」(あきんどごころ)という御本を出され、私も頂戴いたしました。
「恒仁朗」というのは実はペンネームで、本名はFさんとおっしゃる、食品関係の社長さんです。私が幹事をしている、「料飲三田会」という会で日頃ご指導いただいている大先輩です。
この本には、商いを志す者にとって、とても教訓になることがたくさん載っていますので、この春から「ちんや」の毎週月曜の朝礼で2〜3ページずつ朗読してきましたが、60ページほどの本なので、もうすぐ読了します。
後半に入るにしたがって、内容的にも、とても濃くなってきました。
泣けますので、ご紹介します。
「無から有の六条」(49ページ)
・分に応じてお役に立つ
・世の流れ、困り事はなにかを読む
・世に役立つ仕組み、技術を開発する
・欲を出さずに知ったことをどんどん提供する
・ご利益は後から必ずついてくる
・役立った事を忘れてしまうのが一番です。
どうです?
最後の行などは泣けますよね。
そう、このブログの、この後に付けるオチを作るのが、とても難しいから・・・泣けます。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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