無から有の六条

 私の学校の先輩の、恒仁朗さんが昨年「商人心」(あきんどごころ)という御本を出され、私も頂戴いたしました。

 「恒仁朗」というのは実はペンネームで、本名はFさんとおっしゃる、食品関係の社長さんです。私が幹事をしている、「料飲三田会」という会で日頃ご指導いただいている大先輩です。

  この本には、商いを志す者にとって、とても教訓になることがたくさん載っていますので、この春から「ちんや」の毎週月曜の朝礼で2〜3ページずつ朗読してきましたが、60ページほどの本なので、もうすぐ読了します。

 後半に入るにしたがって、内容的にも、とても濃くなってきました。

 泣けますので、ご紹介します。

  「無から有の六条」(49ページ)

  ・分に応じてお役に立つ

  ・世の流れ、困り事はなにかを読む

  ・世に役立つ仕組み、技術を開発する

  ・欲を出さずに知ったことをどんどん提供する

  ・ご利益は後から必ずついてくる

  ・役立った事を忘れてしまうのが一番です。

  どうです?

 最後の行などは泣けますよね。

 そう、このブログの、この後に付けるオチを作るのが、とても難しいから・・・泣けます。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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Filed under: ぼやき部屋,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)