記念日割引、創業記念日

 暑さが戻りましたね。夏バテが目前です・・・ さて、

 8月から「ちんや」で「記念日割引」という制度を導入しましたが、先日この制度の、活用例がありました。

 ほとんどの「ちんやメンバーズ・カード」の会員さんが、ご自分の誕生日を、「記念日」として登録される中で、その会員さんは、会社の創業記念日を登録されていました。つまり、その方は創業社長なのです。

 そういう日に、自分が興した会社の全社員を率いて、すき焼き食べに見えたようです。

 「全社員」と言っても、全部で7人の、小さな(と言っては失礼ですが)会社のようですが、この不景気に会社を興すとは、見上げた根性です。

 私は創業社長ではく、後継社長ですが、戦友意識を持たずにはおられません。まだ若い社長さんとお見うけしましたが、社業のご発展を影ながら祈念申し上げます。

 と、念じていたら、同じ日に、別のご入会の申し込みが。

 聞けば、若い男女のお客様で、今さっき、入籍を済ませて(!)、そのままお越しになり、今日を「記念日」として、登録なさりたい、とか。

 ほほお、それはそれは、オメデトウございます。

 今の内だけですよお、ラブラブなのは。

 とウチのヨメが申しておりますが、

 それは、無視していただき、末永くお幸せにお過ごし下さい!

 だって「お幸せ」でないと、使いにくいですからねえ、「記念日割引」が。ひひひひ。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 Twitterも始めてます。アカウント名はchinya6thです。フォローよろしくお願い申し上げます。

*記念日割引については、このブログの7/1号をご覧下さい。

*「記念日」を登録できるのは、「ちんやメンバーズカード」の会員様だけです。カードについては、いったんこちらを開けていただき >各種サービスのご案内>メンバーズカードと開けて下さい。

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ヤングシーザー杯TOKYO 2010、シュートボクシングの王者・緒形健一さん

 8/7、シュートボクシングの王者・緒形健一さんのお誘いで、「ヤングシーザー杯TOKYO 2010」と銘打った試合を観戦してきました。「ミッション」社のM社長が同行でした。

 リングから2列目で見る、生の格闘技は迫力ありました。そして、それだけでなく選手と師匠との絆や、対戦相手への敬意といった、心の動きも間近に見物。チョッと感動ものでした。

 シュートボクシングは、決して野蛮なものではなく、総帥のシーザー武志さんが掲げる「シュートボクシングでは、何よりもまず心を育てていきたいと思っています。」という方針の下、台東区内の、多数の子供達を鍛えてきました。スピンアウト寸前の子も救ってきたとか。

 その社会貢献が評価されて、今回の試合には台東区教育委員会が後援につき、会場には台東区長も来場されていました。

 そのシュート界の王者である、緒形健一さんには、8/21に「ちんや」で開催される、「夏休み親子体験食味学習会」で講師を務めていただきます。格闘家としてのキャリアの中で学んだ、強い体造りと「食」の関係について、子供たちに語っていただく予定です。

 緒形さんは、選手生活のかたわら、「おがけんファーム」という、子供たちのための、体験農場を持っておられて、「食」への関心が、もともと高い方でして、8/21が期待されます。

 その、ご出講のお礼の意味も込めて、「ちんや」は、今回の「ヤングシーザー杯」に協賛をいたしました。お招きいただいたのは、そういう次第です。

  ところで、緒形さんと並ぶ、もう一人の講師は、何を隠そう、私・住吉史彦で、すき焼きの歴史を子供達に話さないといけません。

 去年の「親子体験」の時は、知人のF社長が区内の小学校の、PTA会長をしていたので、そのコネクションで、そこ学校の校長先生にアドバイスをいただきました。ところが、そのFさんは、その後若くして急逝。校長先生も転勤されたので、今年は一人で、去年のアドバイスを思い出しつつ、準備をしたいと思います。

 でも、不安だなあ。

 子供は、ジョークを外すと冷たいしなあ。それに最初の「つかみ方」が、まずわからないなあ。

 おじさんは、すき焼き屋さんの社長さんだよお! じゃあ、どうもなあ。

 シーザージムみたいに厳しくいくか。

 ウッス、俺の話しは大事だから、しっかり聞いておけよ! てな、感じかなあ、と思案していると、

 「無理よ、ゼンゼン、アナタには」とヨメの声

 げげっ、読んでいたのか、後ろから。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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*なお、「夏休み親子体験食味学習会」は国際観光日本レストラン協会の主催です。会場は「ちんや」ですが、お申し込みは「ちんや」ではなく、こちらへどうぞ。

*シュートボクシング協会については、こちらです。

したまち演劇祭開催記念スタンプラリー

台東区役所観光課のMさんが見えました。「したまち演劇祭開催記念スタンプラリー」に必要な、スタンプを「ちんや」へ設置するためです。

  「下町演劇祭」の芝居を観劇されたお客様が、その後「ちんや」で食事をなさったら、演劇祭プログラムの中の「協賛店スタンプ欄」に、スタンプを押して差し上げます。

 スタンプは「ちんや」だけでなく、民間の多数の協賛店に設置されていて、そのスタンプを貯めると、したまち演劇祭記念グッズがもらえる仕組みです。

  この「したまち演劇祭」と申しますのは、台東区が予算を出して民間の劇場を借り上げ、そこを劇団に貸して公演をさせる、というもので、今年が第一回です。公演できる劇団は、公募で募集し、実行委員会の皆さんが選定します。

 結果、8/10〜9/20の間に、区内7劇場で、8劇団の公演が続けて開催されます。町の賑わいにつながれば有り難いです。

  その、劇団の選定をした実行委員会に、台東区アートアドバイザイザー会議でご一緒する、女優の観世葉子さんが入っておられるので、「ちんや」としても、協賛をすることになった次第です。スタンプが「ちんや」へ設置されるのは、そういう流れです。

  それにしても、民間の飲食店にスタンプ設置とは、区役所もくだけて来ました。以前は、

「営利事業所は、区で印刷する地図には載せられない」とか言っておられましたが、今回は、もちろん、プログラムの中の地図に、バッチリ「ちんや」が載っています。

  観光関係の会議で、役所の方と何度も議論しましたが、町おこしや観光は、民間の店ぬきにできません。だと言って、特定の民間業者に役所が肩入れすれば、不平も出てきましょう。難しい課題です。

 今回は、主催者を台東区でなく「実行委員会」名義にすることで、この課題をクリアしています。

  それにしても、天下の色男・住吉屋狆蔵丈に、なぜ「演劇祭」の出番がないのか・・・

 宙乗りくらいやっても良いんですけどね。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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*「したまち演劇祭」については、こちらです。

Twitterで汗をかく-「久米繊維工業」久米信行社長

 8/6、私が会長をしている「台彪会」が講演会を開きました。仏具店ご経営H恵女史のご手配で、久米信行さんを講師としてお招きしました。

 一同、久米さんの怒涛の語りに引き込まれ、「おおお!」の声続出の講演会でした。

 久米信行さんは、1935年創業の老舗Tシャツ・メーカー「久米繊維工業」の三代目ですが、近年、「第二創業期」と称して、

・「謹製国産Tシャツ=日本でこそ創りえる日本製Tシャツ」創り

・有機栽培の和綿栽培プロジェクト

・オーガニック和綿製純国産Tシャツ創り を推進されています。

   しかし、それ以上に久米さんを有名にしているのは、「稀代のネットワーカー」としての、ご活躍です。「メール道」「ブログ道」などの著書がある他、「ベンチャービジネス論・企業プランニング論」を明治大学商学部で講じておられます。

 また、11月に日本で開催される、アジア太平洋経済協力首脳会議(APEC2010)の、中小企業サミットで、パネリストに選ばれたとか。スゴイです。

 さて、そんな久米社長から、いきなり我々にチェックが入りました。

・事前に私の名前や社名をネット検索しましたか? 

 はは、それは勿論でござりまする。

・私の会社のWebサイトや紹介記事を読みましたか?

 はは、それも勿論でござりまする。

・私の個人ブログや連載コラムを読みましたか? 

 ははあ、ある程度、でござりまするが。

・私のTwitterやYouTubeを見つけてフォローしましたか? 

 ははあ、Twitterはフォロー申しました。されど、手前がTwitterを始めましたのは先週だということは、ナイショにござりまする。

・私の著書やTシャツを買ってレビューを書いて持参しましたか? 

 へえ、アマゾンは拝見いたしましたが、悪しからず、買っておりません・・・

「相手に土産渡すより、その人の本を買う方が、同じくらいの金額で、よっぽど喜ばれますよ!」

 ぐぐっ、たしかに、本日ご用意いたしました、土産・・・

・私の好きな映画、本、音楽、好物を知ってますか?

 へへえ、たしか、雲の写真を撮るのがお好きでございましたねえ。Twitterで拝見いたしました。

・毎回、一番前の席で講演やセミナーを聴講しますか?

 これ、この通り本日は一番前に居ります。一応、手前は会長なもので。

・毎回、一つは質問をしますか?

 うむむ、遠慮いたすことが多うございます。手前は小心者にござりますれば。

・毎回、講師と名刺交換しますか?

 なるべく、交換申します。されど、講師様の周囲が込んでおりましたら、遠慮することも多うございます。なにぶん、小心者にござりますれば。

・毎回、今日の感想などをTwitterやブログに書いてますか?

 それは、もう、ただ今、書いております。されど「ブログ道」の著者をブログで紹介するとは、これ、まさに釈迦にセッポウ、未曽有の書きにくさでございます。

・毎回、お礼状やお礼メールを書いていますか?

 はは、のちほど書き申しますが、この原稿が出来上がらないと、なんとも、落ち着かなくて・・・

・講師のメルマガやブログを登録して読み続けますか?

 うむむむ、なるべく・・・心得申しました。

・時には、コメント・トラックバックや感想返信メールを書きますか?またネットで告知された講演やイベントに参加しますか?私がTwitterでフォローしている人をフォローして返信しますか?・・・・・

 ひえええ、ごムタイな。

 いやあ、「稀代のネットワーカー」は、メッポウ地道でした。ネットで汗をかいておられます。

 ドブ板式というか、昔の突撃営業マンのやっていたことを、ネットでおやりになるわけです。

 たしかに、Twitterを使うと、相手の人と成りが、リアルな世界の営業活動で得るより、楽に得られる、というのは、おっしゃる通りでしょう。真夏でも、リアルな汗をかきません。

 でも、パソコン上での、その作業、結構、タイヘンかと。

 お別れする前に、お尋ねしてみました。睡眠時間は何時間くらいですか?

 「4時間半くらいですかね!6時間のこともありますが。」

 ひえええ。ダメにござりましょうか、8時間半寝ていちゃあ。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 私もTwitter始めてます。フォローよろしくお願い申し上げます。

*久米繊維工業さんについては、こちらです。

Filed under: ぼやき部屋,台彪会,浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

酒飲みダイエット、糖質制限食

 7/12の「すきや連」の時、常連の「dancyu」編集長・町田さんから「最近ウチ(=プレジデント社)で、こんな本を出したんですよ。私も登場してます。」と、一冊の本(ムック)を渡されました。

 拝読しまして、うーーーーーん。

 その御本の題は「酒飲みダイエット」ですが、

 「糖質オフ」の食事制限をすることで、糖尿病・メタボやアレルギー体質、アトピー症までも良くなる、しかもその間、一部の種類ですが、酒を飲んでもOK、という夢のような御本なのです。

 「糖質オフ」ならたっぷり食べて、楽しく酒を飲みながら、理想の体型になれる!」とうたっています。

 「糖質オフ」とは正しくは「糖質制限食」と呼ばれる、糖尿病治療のための新しい食事療法だそうで、江部康二先生とおっしゃる病院の院長先さんが提唱しておられます。その監修のもと、今回この療法をダイエットに応用したそうです。

 町田さん自身も糖質制限食の実践3週間で、体重5kg減という実績の持ち主として、この本に登場しています。

 「糖質制限食」の、大きなメリットは、糖質を多く含む食品さえ控えれば、「たくさん食べられ、しかも酒が飲める」こと。これが健康食事法の最新理論らしいのですが、夢のようです。

 ここで、問題つまり、うーーーーーん となるのは、糖質の多い食べ物=制限すべき食べ物です。

  まず、甘いものはもちろん×ですが、いわゆる主食も、米も麦も麺と、全部×です。肉がOKなのは有り難いのですが、

 困るのは、すき焼きのタレが×です。割下と言ってもらいたかったですが、そう言っても×は×でしょうね。糖質が多いそうです。佃煮も×です。うーん。

 それから、すき焼きに合う酒・日本酒が×です。うーん。

 ちなみに、ビールも×、白ワインも×、赤ワインは微妙。

  逆にOKなものとして蒸留酒が載っています。蒸留酒は、ほぼ糖質ゼロの液体で、

「偶然できたのか、人間が意図的に作り出したのかはわかりませんが、蒸留酒は糖質制限食の最高傑作かもしれませんね。」という褒めようです。(江部康二先生のブログより)

 つまり、「楽しく酒を飲みながら、理想の体型になれる!」と行っても、蒸留酒に限るのです。

  どうも、こういう具合に、理論的に説明されると、文科系人間としては、反論できません。弱々しく「食文化もよろしく・・・」とか、「年に1回くらい、美味しいもの、好きなものを食べてはいかが?」と言えるくらいでしょうか。

 この御本は、料理屋にとって都合の悪いことがたくさん書いてありますので、ブログに書くのは躊躇しました。でも、こういう理論・療法が登場しつつあることは、私一人が隠しても、仕方のないことです。

 このブログの読者には、料理関係の方も多いので、あえてご紹介しました。

  いやあ、意地が悪いなあ、「dancyu」さん!

 じゃなかった、間違えた、勉強になりました、「dancyu」さん!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

*この本を購入できるサイトへリンクを張るほどの親切心は、私、持ち合わせておりませんが、どうせ検索すれば、すぐ出てきます。どうぞ、ご勝手に。ふん。

真夏のカジュアル週間、ドレスコード

 お暑うございます。最近、「ちんや」の店で、

 「省エネルギー推進のための、<真夏のカジュアル週間>」

というのを始めました。

  この期間「Tシャツ、短パン等の気楽な服装のお客様も、お気がねなく御入店下さい!」と表示しています。このように表だってよびかけるのは、初めてのことです。

  理由は、もちろん、あまりに暑いから。

 「ちんや」の中は冷房で涼しいですが、この暑さでは、そこへたどりつく移動中にも大汗をかいてしまいます。

 だから皆さん、当然ラフな恰好で出かけたいわけですが、行く先の店が「ちんや」だとあまりヘンな恰好もできないな、じゃあ、この際「ちんや」に行くのは止めよう、というザンネンなことになってしまうと困ります。

  こちらとしても、この暑い中、意地でも背広ネクタイで来ていただきたい、とは思っていません。それは、省エネルギーの精神に反しますよね。

 電話などで「ドレスコードはありますか?」などと聞かれる前に、先回りして、

 「気楽な服装のお客様も、お気がねなく御入店下さい!」とよびかけています。

  9月12日まで続けようと思っています。どうぞ、気楽にご来店を。

   え?ヌーデイストはどうかって? うーん、どうしよう・・・

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク,ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:05 AM  Comments (0)

地蔵舞ー酔っぱらい狂言

 このブログも、もう5ヶ月やっておりますので、住吉は、どうも酔っぱらいだな、と知れ渡りつつあるかもしれません。8/4号にも、酒のお誘いが原因でウォーキングが続かない呆れた実態を書きました。     

 実は、酔っぱらいの酔態を笑う、というのが、人間本来の愉快な、毒のない笑い方ではないか、って思います。このブログでは、皆さんに多少とも笑っていただくことを、心がけておりますが、どうせなら、そういう方向で、今後も住吉を笑っていただこうと思っています。

 つい先日も、狂言を見ていてそう思いました。

  8/3に浅草公会堂で、「台東蝋燭能」の公演があり、台東区アートアドバイザー会議でご一緒する、坂真太郎(ばん・しんたろう)さんが、シテを務められるので、拝見にまいりました。

 真夏の浅草で、もう30年以上続いている公演です。火曜日で休みの日でしたので、ヨメと二人で出かけました。

  坂さんがお出になるのは、シビアなお能ですが、能の合間に上演される、狂言がいつも楽しみです。

  今回は、「地蔵舞」(じぞうまい)という狂言で、大蔵流の上演でした。

 この狂言では、旅の僧が、一夜の宿を借りた、館の主から酒をふるまわれ、やがて興にのって、地蔵の様子を滑稽に表現した舞を舞います。その時の囃したて方が、とても楽しい狂言です。

  狂言には、酒関係の筋書きのものがたくさんありますが、どれも大好きです。正気で酔態を演じる、狂言師の方は大変なのでしょうが、見ているこちらは、気楽に笑えます。しかも、笑った後に爽快感がありますね。

 何世紀も笑われ続けているものは、サスガに本物感があります。

  私も、本物感のある、酔っぱらいを目指す・・・ことにします。

  あ、そうそう、坂さん、お能も素晴らしかったです。蝋燭の演出は、外の暑さを忘れさせてくれました。

 また満員の盛況、おめでとうございました。

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

*もう終わってしまいましたが、「台東蝋燭能」については、こちらです。

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

3日坊主ウォーキング②

 このブログの7/23号に「このところ、仕事を終えた後、夜10時半前後ですが、ウォーキングをしています」と書きました。

 しかし、それを信じてくれていない方もおいでのようです。

 「もう、そろそろ飽きたんじゃないの?」とか言われますが、

 やってますよ、ウォーキング!

 やってない日以外は。

 やってない日について、釈明いたしますと、どうも、やはり夜のお誘いが問題です。

 隅田川花火大会の日、仕事を終えて、いざ、ウォーキングと思っていると、携帯に着信がありました。「台彪会」でご一緒する、鳥越のG社長からでした。

 「今「フェイク」で「川松」のAK子さんと飲んでるんですよ!」

 Gさん夫妻は、花火の打ち上げ中にもかかわらず、鰻の「川松」さんに入り、私がこのブログの7/27号でオススメした、

「音だけ花火と鰻ナウ」を実行した後、仕事を終えた、「川松」の若女将AK子さんを誘い出して飲んでいると言うのです。

 しかも、飲んでいるバー「フェイク」は「ちんや」から歩いて10秒のところにあります。10分でなく10秒です。この日のウォーキングは順延となりました。

 その翌々日、今度は旧知のT社長が、向嶋花柳界の綺麗どころを伴なって、「ちんや」へ来店されました。ご挨拶申し上げるため、部屋へ顔を出すと、

 「二次会、向嶋だけど、住吉さんも行くよね!」

 しかも、その二次会の御店は、旧知の若女将AY子さんの御店「きよし」さんだとか。

 いや、私は、今日はウォーキングの予定がありますから、遠慮しときます!

 と申すハズもなく、この日のウォーキングも順延となりました。

 どうも、雨天順延と酒店順延を間違えてしまいました。ウとシュは、音が似ているので、間違いやすいですよね。

  苦しいかな、この洒落は・・・

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

*「音だけ花火と鰻ナウ」については、このブログの7/27号をご覧下さい。

*ウォーキングをしているワケについては、このブログの7/23号をご覧下さい。

のざき牛

 7/31から「今週の特選牛」として、「のざき牛」の販売を開始しました。

 「のざき牛」の生産者は、「農業生産法人のざき」という会社で、鹿児島県薩摩川内市で、黒毛和牛ばかりを肥育しています。

 え? 薩摩川内市の産なら「薩摩川内牛」じゃないの?と思った方もいるでしょう。

 実は、「のざき牛」は、日本で初めて個人名を冠したブランドで、「カリスマ肥育牧場」と言う人もいます。

 東京食肉市場でも高値で取引されるブランド牛として注目を集めていて、東京食肉市場・全国肉用牛枝肉共励会(=コンクールのこと)において、平成18年に「最優秀賞」、19年に「名誉賞」受賞しました。「2年連続最高賞受賞」は共励会史上初です。

 聞けば、スタッフの大半は20代の若者だとか。特に畜産への想いの強い、優秀な人材ばかりを採用しているそうです。大したものです。

 さらに、この牧場では、全スタッフに牛のことを「牛さん」と呼ばせているそうです。肉用牛の短い「牛生(ぎゅうせい)」に、人が精一杯敬意と気遣いを持つべきだ、との考えからです。

 なるほど、「牛さん」ですか。

 素晴らしいです、が、そう聞くと、なんとなく食べにくい人もいるかも。

追伸

 7/3の、私の講演「饗応・居留地・牛鍋」がケーブルテレビで見られます。

 「J:COM台東」

<放送時間=8月3日(火) 9:20〜、13:20〜、17:20〜、21:20〜>

 契約されている方のみ視聴可能ですので、今すぐご契約を!・・・しても間に合わないかな?

*私の講演「饗応・居留地・牛鍋」については、このブログの7/4号をご覧下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

救命講習

 お暑うございます。本格的に夏休みに入ったせいか、ご家族連れのお客様が増えました。

 さて、我々・浅草料理飲食業組合は何をしていたか、と申しますと、

 7/30「普通救命講習」を受けました。

 救命講習というのは、簡単な心肺蘇生法や、AED(自動体外式除細動器)の操作方法を習うものでして、修了すると、地区の消防長認定の「救命講習修了証」が交付されます。レッキとした公的な講習です。

 今回は、日本堤消防署から警防課長さんはじめ、救急隊員の皆さんをお迎えして、浅草料理飲食業組合の役員の皆さんとともに、受講しました。

 「普通」というのが、もちろん一番簡単なコースですが、それでも3時間ほどのカリキュラムです。 

 実際、飲食店で食事中のお客様が、気分が悪くなる、ということは少なくありませんので、役にたつご指導でした。

 講習を聞いていて「それは怖いな」と思ったこともありました。人間は心停止した状態が5分続くと完全に死んでしまうそうです。一方、119番通報から救急車の現場到着までの時間は都内で平均5分だ(!)そうです。

 つまり、患者さんの周りにいた、一般市民が救命処置をしたケースは、結構患者さんを救えるものの、放置したケースでは、死んでしまうことが多い(!)のだそうです。

 さらに、このところの猛暑で、熱中症になる人が多く、当然、救急車の出動がだいぶ増えているそうです。隊員さんはハッキリおっしゃいませんでしたが、119番通報から救急車の現場到着までの時間が、「5分」以内とはなっていない状態かもしれません、今時は。

 お気をつけいただくに、越したことはありません。

 それにつけても、なかなかカッチョいいのです、若い救急隊員さんが。

 気のせいか、女性組合員の皆さんが講習に熱心だったような・・・ 

追伸  

 7/3の、私の講演「饗応・居留地・牛鍋」がケーブルテレビで見られます。

  「J:COM台東」

<放送時間=8月3日(火) 9:20〜、13:20〜、17:20〜、21:20〜>

  契約されている方のみ視聴可能ですので、今すぐご契約を!・・・しても間に合わないかな?

 *私の講演「饗応・居留地・牛鍋」については、このブログの7/4号をご覧下さい。

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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