救命講習
お暑うございます。本格的に夏休みに入ったせいか、ご家族連れのお客様が増えました。
さて、我々・浅草料理飲食業組合は何をしていたか、と申しますと、
7/30「普通救命講習」を受けました。
救命講習というのは、簡単な心肺蘇生法や、AED(自動体外式除細動器)の操作方法を習うものでして、修了すると、地区の消防長認定の「救命講習修了証」が交付されます。レッキとした公的な講習です。
今回は、日本堤消防署から警防課長さんはじめ、救急隊員の皆さんをお迎えして、浅草料理飲食業組合の役員の皆さんとともに、受講しました。
「普通」というのが、もちろん一番簡単なコースですが、それでも3時間ほどのカリキュラムです。
実際、飲食店で食事中のお客様が、気分が悪くなる、ということは少なくありませんので、役にたつご指導でした。
講習を聞いていて「それは怖いな」と思ったこともありました。人間は心停止した状態が5分続くと完全に死んでしまうそうです。一方、119番通報から救急車の現場到着までの時間は都内で平均5分だ(!)そうです。
つまり、患者さんの周りにいた、一般市民が救命処置をしたケースは、結構患者さんを救えるものの、放置したケースでは、死んでしまうことが多い(!)のだそうです。
さらに、このところの猛暑で、熱中症になる人が多く、当然、救急車の出動がだいぶ増えているそうです。隊員さんはハッキリおっしゃいませんでしたが、119番通報から救急車の現場到着までの時間が、「5分」以内とはなっていない状態かもしれません、今時は。
お気をつけいただくに、越したことはありません。
それにつけても、なかなかカッチョいいのです、若い救急隊員さんが。
気のせいか、女性組合員の皆さんが講習に熱心だったような・・・
追伸
7/3の、私の講演「饗応・居留地・牛鍋」がケーブルテレビで見られます。
「J:COM台東」
<放送時間=8月3日(火) 9:20〜、13:20〜、17:20〜、21:20〜>
契約されている方のみ視聴可能ですので、今すぐご契約を!・・・しても間に合わないかな?
*私の講演「饗応・居留地・牛鍋」については、このブログの7/4号をご覧下さい。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
No comments yet.