したまち演劇祭開催記念スタンプラリー

台東区役所観光課のMさんが見えました。「したまち演劇祭開催記念スタンプラリー」に必要な、スタンプを「ちんや」へ設置するためです。

  「下町演劇祭」の芝居を観劇されたお客様が、その後「ちんや」で食事をなさったら、演劇祭プログラムの中の「協賛店スタンプ欄」に、スタンプを押して差し上げます。

 スタンプは「ちんや」だけでなく、民間の多数の協賛店に設置されていて、そのスタンプを貯めると、したまち演劇祭記念グッズがもらえる仕組みです。

  この「したまち演劇祭」と申しますのは、台東区が予算を出して民間の劇場を借り上げ、そこを劇団に貸して公演をさせる、というもので、今年が第一回です。公演できる劇団は、公募で募集し、実行委員会の皆さんが選定します。

 結果、8/10〜9/20の間に、区内7劇場で、8劇団の公演が続けて開催されます。町の賑わいにつながれば有り難いです。

  その、劇団の選定をした実行委員会に、台東区アートアドバイザイザー会議でご一緒する、女優の観世葉子さんが入っておられるので、「ちんや」としても、協賛をすることになった次第です。スタンプが「ちんや」へ設置されるのは、そういう流れです。

  それにしても、民間の飲食店にスタンプ設置とは、区役所もくだけて来ました。以前は、

「営利事業所は、区で印刷する地図には載せられない」とか言っておられましたが、今回は、もちろん、プログラムの中の地図に、バッチリ「ちんや」が載っています。

  観光関係の会議で、役所の方と何度も議論しましたが、町おこしや観光は、民間の店ぬきにできません。だと言って、特定の民間業者に役所が肩入れすれば、不平も出てきましょう。難しい課題です。

 今回は、主催者を台東区でなく「実行委員会」名義にすることで、この課題をクリアしています。

  それにしても、天下の色男・住吉屋狆蔵丈に、なぜ「演劇祭」の出番がないのか・・・

 宙乗りくらいやっても良いんですけどね。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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*「したまち演劇祭」については、こちらです。