和の迎賓館
かの名店・京都岡崎の「つる家」さんに行ってきました。
国際観光日本レストラン協会の尾川会長が最近退任されたので、その慰労会です。全国から協会の関係者が大勢参加して盛況でした。
さて岡崎「つる家」さんは、そもそもが迎賓館です。
昭和3年(1928年)、京都御所で行われた昭和天皇の即位の礼に際して入洛して来る、貴族院議員・衆議院議員たちの宿泊・食事の世話をするために、大阪北浜で明治41年(1908年)に既に開業していた「つる家」さんが、この地に開店させました。
以来、格式ある「和の迎賓館」として、今日に至っています。歴代の客にはエリザベス女王、ブッシュ大統領といった人々がいたそうな。
大広間には五月ということで立派な武者人形が飾ってあり、スケール感が違いますね。
お庭や竹林は当然結構。東山の夕暮れを眺めながらの宴会です。
すべてのお料理が美味しかったですが、私が感心しましたので、
鮎の塩焼きに付いていた、蓼酢。
鮎の塩焼きは好物なので、結構な頻度で食べますが、蓼酢が残念なことが多いです。
しかしこちらは出汁との調和がバッチリ。人生これまでで最も美味しいレベルの蓼酢と思い、使い終わった後も全部舐めました(笑い)
御馳走様でした。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.995日連続更新を達成しました。三千日連続更新まであと五日です。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。