黒豚のすき焼き

毎月29日は「日本一の肉賄い」の日です。
今月の一品は、黒豚のすき焼き!
でしたが、その案を聞いた時私は、
それ、美味く行かないかもよ・・・
と思いました。割り下は「ちんや」のいつもの割り下を使うと聞いたからです。
「ちんや」の割り下は甘辛味が大変強いですが、それに対して豚肉がバランスしないだろう考えたのです。豚肉は、牛に比べて、
そもそも味が淡泊
サシが入っていない
豚はあまり熟成させないのが普通
ですので、割り下の甘辛味に負けるだろうと考えました。吉野家さんがBSEの問題で「豚丼」を出した時も私はあまり感心しませんでしたしね。
が、食べてみると、美味いです、結構。
「ちんや」の売店で普通に売っている豚肉ですが、なかなか力がある肉だったのだなあ!
と再認識しました。
分量が少なかったから、食べ飽きしなかったのかもしれません。
もちろん、一般的にはオススメしません。
豚肉を一度麹に漬けるとかして、旨味を増やしてから→すき焼きにするのをオススメしますね。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.988日連続更新を達成しました。三千日連続更新まであと12日です。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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