法事と誕生日

ある土曜日のこと、「おばあちゃん、お誕生日おめでとう!」

というケーキの手配を依頼されていたので、浅草の「アンヂェラス」さんから取り寄せました。ついでに食卓のセッテイングも目出度い風にしておきましたら、玄関から連絡が入り、

御法事みたいです!!!

真っ黒い格好だという報告。

???

いったんロビーでお待ちいただいて、急いでセッテイングを地味な風にしました。

結局、こちらのお客様、法事と誕生日を兼ねていたようです。

まあ、法事と誕生日を兼ねてはいけないという法律はありませんからね。

ケーキは生き残ったおばあちゃんを元気づける意味のケーキなのでしょうか。

そう考えたら、むしろ兼ねた方が良いのかも。

その場合は、目出度い風が良いのか、地味な風が良いのか。

That is the question.

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.691日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

Filed under: 今日のお客様 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)