2014年10月8日
神々の国
久しぶりに台風が東京にしっかり雨を降らせて行きました。18号のことです。
そのせいで、5日の夕方からキャンセルが出だして、6日の昼時弊店は開店休業の有り様となりました。トホホです。
でも、この最中も、御嶽山の災害復旧に従事している皆さんは、東京などとは比較にならない御苦労をなさっていたわけですから、店が閑古鳥という程度の愚痴を長々書くわけには行きませんね。
それにつけても、日本は災害の多い国です。
地震、台風、噴火、水害となんでもござれです。
この国の神々は、よほど凶暴と見えます。
でも、なぜか名前は「やおよろずの神々」なんですよね。
名前の発音が「や」行なので、柔らかい印象ですが、やることは凶暴です。
御嶽山にしても午後3時を過ぎていれば、山頂の登山者は、ほとんどいなかったはずです。
広島にしても深夜でなくて昼の雨であれば、逃げられた人もいたと思われます。
黒川伊保子先生の御本『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』に従えば、凶暴な神には自然と凶暴な名前が付く筈です。
「ぎゃおぎょろず」とかね。
おかしいですねえ。
ま、でも、過ぎたことは忘れて、この損をとり返さないといけません。
そう考えて、日本人が真摯に努力するもんだから、この国は発展しちゃうんですよねえ。
まさに思う壺ですな。
ぎゃおぎょろずの神々の。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.682日連続更新を達成しました。
毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM Comments (0)