防火訓練
私はすき焼き屋の店主であると同時に、このビルのオーナーでもありますので、不動産管理的な用事が結構たくさんあります。
中でも重要なのが、防火対策。
これには時間がかかるんです。そして、金も。
メンド臭いし、火事なんて滅多に起こるもんじゃないよね!と思っているといけません。
先日も福岡市の整形外科で入院中の患者さん10人が死亡した火災がありましたね。
悲しい事故でしたが、事故では済まず、事件化したようです。報道によりますと、
「福岡県警は18日同整形外科を家宅捜索した。医院側の態勢不備が被害拡大につながった疑いがあるとみて、業務上過失致死傷容疑で捜査を進める。」
今回、死因のほとんどは一酸化酸素中毒つまりは、煙を吸って亡くなった模様です。
一定規模以上のビルには「防火戸」が付けらえていて、煙を感知すると自動的に閉まって煙を止めるはずなのですが、その「防火戸」が閉まらなかったとか。
この医院の「防火戸」の前には鉢植えが在ったとかいう、報道がありました。「防火戸」って殺風景ですからね。
あるいは、とにかく病院の中が狭くて、「防火戸」の前に順番待ちの椅子が置かれていた、とも。
他山の石ですねえ。
本日午前、弊社は店の防火訓練を実施いたします。
追伸①
単行本『東京百年老舗』に載せていただきました。
21人のフォトグラファーたちが、歴史と伝統を現在に伝える「老舗」の魅力を余すことなく写しだした写真集です。
時代が変わっても、変わることのない老舗の魅力が、ここにあります。
くわしくはこちら↓です。
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は370人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.330日連続更新を達成しました。
毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。