ハワイ

「料飲三田会」の旅行で「スパリゾートハワイアンズ」に行ってきました。

フラガールがあまりに有名な「ハワイアンズ」ですが、私は実は初めてです。

いわき市役所が手配して下さったバスで被災地訪問。「語りべ」さんの津波体験を拝聴した後、「ハワイアンズ」統括支配人さんお話しをうかがって⇒フラのショーという流れでした。

さて、そもそもこの地が「ハワイ」なのは、何の根拠も無いわけではなく温泉が湧いているからで、湧きますのは、この地の地下深くでユーラシア大陸プレートと太平洋プレートがぶつかっているからです。

そう言えば、先日、有馬温泉に行きました時、何故こんな所に温泉が在るんですかね?

と「御所坊」の御主人に尋ねましたら、その答えは「ハワイ」と同じでした。

有馬の地下深くで、ユーラシア大陸プレートとフィリピン海プレートがぶつかっているからでした。

「いわきは古代、海の中にあり、地盤や地殻の変動により海と陸を繰り返していました。そのため、水陸の生き物の化石が多数出土しています。そのころの海水が地中に閉じ込められ、現在、太平洋の海水や雨水などの循環水と混合され、ユーラシア大陸プレートと太平洋プレートのプレート運動の摩擦を熱源として温泉となり、湧出しています。」

なのだとか。

最近開発された温泉は人間が掘り出したものですが、古代から知られている温泉は、自然に湧き出ていたもので、有馬は「日本書紀」に、いわき湯本は平安時代の「延喜式神名帳」に載っているそうです。この二箇所に道後温泉を加えて「日本三古泉」と称するそうです。

なるほど、有り難や。

プレートは震災を引き起こす一方、温泉という形で人に恵みも与えるのですね。

「ハワイアンズ」は「現代版湯治体験」というプログラムを勧めていて、温泉利用方法について安全で適切な指導ができる「バルネオセラピスト[温泉保養士]」(日本温泉保養士協会認定)の資格を有しているスタッフが多数いるのだそうです。

ふむふむ、で、ここの温泉の適応症は何なのですかね・・・

神経痛

筋肉痛

関節痛

五十肩

運動麻痺

関節のこわばり

うちみ

くじき

慢性消化器病

痔疾

冷え症

病後回復期

疲労回復

健康増進

なーんだ! 気管支炎は治らないのか! ちぇ。

  追伸①

単行本『東京百年老舗』に載せていただきました。

21人のフォトグラファーたちが、歴史と伝統を現在に伝える「老舗」の魅力を余すことなく写しだした写真集です。

時代が変わっても、変わることのない老舗の魅力が、ここにあります。

くわしくはこちら↓です。

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

現在の笑顔数は366人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.309日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 
Filed under: 飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)