八重の桜
11/3浅草で「東京時代まつり」が開かれました。平安時代から現代までの江戸・東京の歴史を、1.000人以上の仮装行列で再現するイベントです。
弊店の前の浅草広小路も行列コースですので、大勢の観光客で賑わいました。
さて今年の行列には、地元ボランテイアの他に、来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」の舞台・会津若松市からゲスト出演がありました。
ドラマの主人公・山本八重などにに扮した、会津の方が登場し、イベントを盛り上げて下さいました・・・ようですが、
ところで山本八重って誰ですか?
同志社の新島襄の奥さんです。
新島の奥さんが大変な傑物だったという話しは、新島のことを調べた人は知っているかもしれませんが、その名前が八重で、旧姓は山本で、出身地は会津だ、という所まで熟知しているのは、同志社OB位でしょう。
私自身も今年の7月まで知りませんでした。
講演のため会津若松駅に降り立った時、「八重の桜」と大書した幟が、ホームに多数設置されているのを見て、「? 八重って誰?」と思った次第です。
既に7月の時点で地元はすっかり「大河で観光誘致!」と盛り上がっていました。
「大河で観光誘致!」は一過性のバブルに成りがちなので、基本的にはあまり感心しません。しかし観光会津は震災後の風評被害で今だ苦しんでいますから、この際是非もありません。「八重」で何としても盛り上がっていただきたいと思います。
ちなみに新島本人も、京都出身ではなくて、群馬県の安中市です。
当時安中の醤油味噌醸造業「有田屋」の御主人が、新島と深く交流し、また後援もしたそうです。新島の死後も同志社の理事に成って協力したとか。
その「有田屋」さんは、新島支援者の子孫によって180年間護られてきました。私も縁あって、当代の御主人(と言ってもお若いので「若旦那」)と知り合うこととなり、今「ちんや」の売店で「有田屋」さんの醤油を売っています。
ですので八重が会津の人と知った時は「!」と思いました。
つながっているハズがない、と思っていたものが、実はつながっているって、面白いですね、実に。
追伸①
BSテレビ朝日「幸福の一皿」~美味しさの物語 に出演させていただきます。是非ご覧ください。
「食卓の華!すき焼き」
11月9日(金) 20:00~20:54 オン・エアです。
11月23日(金) 20:00~20:54 再放送
この番組について詳しくはこちらです
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は300人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて983日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。