真夏の夜の、ダブルヘッダー
お葬式に参列して、自分のペースを乱すことがありますよね。
それは、亡くなった方のせいでは、もちろんなく、こっちのせいですが、そうなることがたまにあります。
それは、お清めがあるからです。
7/23夜、浅草の重役の方の、お身内のお通夜がありましたので、参列しました。葬家がそういう立派な御家ですので、お清めには、浅草の大御所の皆さんが、お揃いでした。
しかも、今回はなんと名店「草津亭」の、仕出しのお清めです。食べない手はありません。食べる間、飲まなければ酔わないわけですが、ツマミが旨いので、そうもいきません。
この日は、悪いことに、浅草料理飲食業組合青年部・通称「継旦連(けいだんれん)」の暑気払いの日でもありました。そちらは夜10時開会です。
「継旦連は夜10時開会」という時間設定は、私が代表だった時に決めて以来続いています。本来は、料理屋の営業が終わってから集まるために、この時間に設定しているのですが、そういう時間なので、他の会合とダブルヘッダーすることも可能になります。
自分から、ダブルヘッダーをやりたいわけでは勿論無く、仕事を終えてから「継旦連」に出たいのですが、なぜかタイミングでダブルになってしまうのです。4/12の総会の時もそうでした。その時は総会A→総会Bで、今回はお清め→暑気払い、です。
そういう次第で、真夏の夜に、浅草巡航となりました。
当然、暑気払いが始まった時点で、良い気分です。
前から思っているのですが、飲むと体温が上がって、暑気払いどころか、より暑くなりますよね。
しかも、この日は猛暑日です。そう言えば同じ日、「ちんや」の店でも、暑さが理由のキャンセルがありました。
外国人のゲストにすき焼きを食べさせようと、「ちんや」に予約を入れていた、お客様から「暑い中、観光で長時間歩きまわったせいで、ゲストの体調が悪くなってしまった」と連絡がありました。
「ちっ!無理のない観光のし方を考えてもらわないと困りますね!」と思いましたが、言うのはやめておきました。
そういう日でしたので、こちらも調子が狂いました。
それは、亡くなった方のせいでは、もちろんなく、こっちのせいです。ご遺族におかれましては、ご愁傷様でした。
真夏のダブルヘッダーは、暑いし酔っ払うなあ。
野球のダブルヘッダーは、あの伝説の10.19ダブルヘッダーもそうですけど、たいてい秋です。
夏は、気をつけないと。うーい。ひっく。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。下町の「パック」またの名を「ロビン・グッドフェロー」住吉史彦でした。
*「継旦連」については、このブログの4/13号をご覧下さい。