ケンタですき焼き

ツイッターでひろまっている情報によりますと、 香港の「ケンタッキー・フライドチキン」に「関西風すき焼き」というメニューが登場したそうです。

現地の表記では「関西風味牛肉鍋」。

静止画像しか私は見ていないのですが、その写真によると白米と炭酸が付いて49.9香港ドル、日本円にして600円前後というセットのようです。

定番の具材の他に、かにかまとチーズ入りちくわ、トウモロコシ、カボチャが入っていて、タマゴは見当たりません。

これには日本の関西人からブーイングが寄せられています。

「勘違いしてるな」

「関西のすき焼きにはトウモロコシが入んのか?」

「なんだ、この関西すき焼きを馬鹿にしてるような商品は?」

造り方はどうなんでしょう? なにぶん動画ないので分かりません。静止画像では具材は皆、小さい鍋の中に入っています。 この上から醤油と砂糖を自分でかけるんでしょうか?分かりません。

それ以前に、なんでまた、「ケンタですき焼き」なの?

誰かレポートしてくれませんか?!

と、FB呼びかけますと、京都在住の知人から、

「オタフクソースのマークがついてるから、オタフクソースが開発した割下を使った商品なんじゃなかろうか。」

たしかに画像に小さくオタフクのマークが付いていて、オタフクソースさんには以前から「すきやきのたれ」という商品が在ったようです。

と、いうことは、醤油と砂糖ではなさそうですねえ。

本当に、誰か現地レポートしてくれませんか?!

追伸

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.387連続更新を達成しました。

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七光

オリンピックを視ていて気づいたのですが、相当数の選手が「二世」です。親が同じ種目をやっていて、親から早期教育を受けたケースが多いようです。

彼らは「親子鷹」などと褒められることはあれ、二世であることを理由に貶されることはありません。スポーツに縁の無い家に生まれるより余程有利な環境で育っておられますが、それを妬まれることはありません。

一方芸能人は二世だと、それだけで「七光」と言われて気の毒ですね。

芸能人と言えば、バッハもモーツァルトも2世ですよ。

正確に申しますと、ヨハン・ゼバスティアン・バッハは、ドイツ・アイゼナハの町楽師だったヨハン・アンブロジウス・バッハの子で、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは、ザルツブルクの宮廷作曲家だったレオポルト・モーツァルトの子です。

アンブロジウス・バッハの曲は今日ほとんど知られていませんが、ゼバスティアン・バッハの曲はバロック音楽を完成させたものと評価されています。「大バッハ」と呼ばれているのは子の方です。

レオポルト・モーツァルトは相当なステージ・パパで、ヴォルフガングを有力者に引き会わせるために親子でヨーロッパ中を旅行しましたが、今日それを妬む人はいません。ただモーツァルト本人の才能が妬まれるだけです。

もちろん、スポーツは結果の判定がし易く、芸能はしづらいという違いはありますが、二世であっても、公平に評価される社会であって欲しいと思います。

二世で「世間知らず」だから強姦をした、という筋は間違っています。

おっと「強姦」だなんて、このブログにマッチしない単語が出てしまいましたので、毒消しにジョークを一つ申し上げましょう。

バッハが笑いました、ばっはっは。

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倫理と資本主義

資本主義経済は、意外なことに民族性が「おカタい」国でまず発達しました。イギリスと、それからイギリスのプロテスタントが移住して創ったアメリカですね。

拝金主義や利益優先主義が蔓延っている国では発達しませんでした。

その理由を解説した本として有名なのが、

『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(ドイツの社会学者マックス・ヴェーバー、1905年)です。そう、あの『プロ倫』ですね。私も、あの、コ難しいドイツ語に悩まされた一人です。

日本はもちろん、プロテスタントの国ではありませんが、代替するものとして武士道がありました。

武士道が、江戸時代に藩校を通じて武士にたたきこまれ、また近代に入ってから、農民出身の兵士にも士道教育が施された結果、日本はとても倫理に厳しい国になりました。それで日本でも資本主義経済が発達したと言えるでしょう。

話しを『プロ倫』に戻します。『プロ倫』を読まされた当時私は、こんな本、何の役に立つんだ?!と思いました。人が救われるかどうかは生前の善行度合には関係無いという教説の下で、人々はむしろ善行を働くようになった、という話しに、正直私はすぐ馴染めませんでした。

しかし、今料理屋家業に従事していて、民族の倫理は、ものすごく重要だと感じます。倫理がいいかげんだと料理屋が成り立たないんです。

昨今日本を訪れている観光客はプロテスタントではありません。だから、やっぱり、どうしても、残念ながら、

いいかげん、です。

予約の時間に来ないんです。これを業界では、NO-SHOWと言います。日本語で言えば「すっぽかし」ですが、「すっぽかし」っていう言葉はなんだかユーモラスで、店は大打撃なのに笑ってしまいますから、「すっぽかし」と言わずにNO-SHOWと言います。

困り果てて、外国人の予約は、ホテル経由かカード会社経由に限ると決めているお店さんもあるようですが、私の観るところ、あまり効果はないようです。ホテル経由でもカード会社経由でもNO-SHOWは少なくないですし、ホテルやカード会社の日本人が、ウチに謝罪の電話をかけてくるのが気の毒です。

だから、私はいいかげんな民族と直接対峙して、日本で予約を取る時は、ちゃんと責任を持ちなさいよ!オタクの国とは違いますよ!と説教しています。

先日も、中国人らしきイントネーションの女性を泣かせてしまいましたが、仕方ないです。

「トリアエズ予約シマッス」って、おっしゃいますけどね。日本語の「とりあえず」の意味を分かってますか?

予約をしたら、客の側にもその約束を守る責任があるんですよ。「とりあえず予約」なんて、そんな予約は受けませんよ!

ちなみに相手が日本人でも、予約に「とりあえず」が付いたら、私は受けません。お仲間でよく相談なさってから、また電話なさって下さい!と言いますから、別に民族差別じゃあないです。

とにかく約束を守って下さるお客様のいる国=日本で商売できることは在り難いことだと、つくづく思います。

追伸

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安倍マリオ

評判は良いと聞いています。

BBCは「EPIC(最高)」

NBCは「閉会式の話題をかっさらった」

と伝えたそうです。そう、リオの閉会式の「安倍マリオ」の件です。

好意的に報道されているようです。

でも、ああいう芽出たい場で、芽出たい他国のプレゼンを貶すような野暮なことを、外人さんはなさらないでしょう。

私は、正直、イヤでした。

あーあ、また住吉のヘソ曲がりが出たよ! ですって?

まあ、良く聞いて下さい。

あのプレゼンに登場したほとんどのキャラクターの使用権を、現在誰かが持っています。現役の商品です。

だから海外の方があのプレゼンをお気に召して、例えば『キャプテン翼』を自国で放映しようとしたら、高橋陽一さんに使用料を払う必要があるのです。

一方ソチで演奏されたチャイコフスキーや、ロンドンで演奏されたエルガーを日本人が演奏しようとした場合、権利金は発生しません。

そう、今回安倍さんがやったことは、文化のように見えて、実は「売り込み」だったのです。

かつて池田勇人総理は「トランジスタラジオのセールスマン」とバカにされましたが、安倍さんは「アニメのセールスマン」とバカにされても仕方ありません。

これは大人の文化国家のやることでしょうか?海外はご祝儀で褒めましたが、内心「オリンピックの場で売り込みかけるなんて・・・」と思っているに違いありません。

あそこには、やはり世界の誰もが無料でアクセスできる文化を登場させるべきだったと思います。安倍さんは、千利休か近松門左衛門の格好で土管から現れるべきだったのです。

え? そういうキャラクターを、海外の人は全く知らないぞ って?

そ、そうでしたねえ。東京の開会式どうしよう? 困ったね。

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遊戯神通

河治和香先生の新著『遊戯神通 伊藤若冲』の出版記念会がありました

和香先生の前回作は、幕末ペリー来航の頃の話し、浅草駒形のどぜう屋の若旦那・助七を主人公にした小説『どぜう屋助七』でした。

その『どぜう屋助七』に私の祖先の狆屋・住吉やすも登場させていただきましたので、久しぶりに先生にお目にかかろうと出席いたしました。どぜう屋の当代助七さんをはじめ、多彩な出席者で楽しい会でした。

さて、今回の御本では、「若冲の妹」と呼ばれた謎の美しい女性や、若冲の末裔という芸者を登場させて、時空を超えて人々を魅了し続ける若冲の素顔を描こうとするものです。

なんでも、若冲は、

「見る眼のある人々を千年待つ」

と言い残したとか。

いやはや。

是非ご購読下さいませ。

小学館 刊行

ISBN9784093864466

追伸

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虎よ、虎よ

台東区アートアドバイザーでご一緒している観世葉子さんが出演される演劇を観てきました。

演劇集団「Pカンパニー」の第18回公演 『虎よ、虎よ』。場所は池袋の東京芸術劇場。

主役のモデルは、美濃国の戦国武将で「国盗り」と言われた斉藤道三と、その子義龍。

「蝮(まむし)」と呼ばれた道三は、芸達者な商人として出発、大出世、やがて恩人を殺し、主を追ったとされる人物。

一方、その子義龍は何より書物が好きな穏やかな男だったが、家督を継ぐと父道三と対立して殺します。

史実に即した歴史劇というわけではなく、狂言回しとして、戦国時代に紛れ込んでしまった現代のテレビクルーが登場します。人の本性である「虎」を描写するために、筋は戦国を離れて古代エジプトや全共闘へと飛んだりして、旧展開の面白さがありました。

ところで今回私が「へえ!」と思いましたことは、

稽古場風景が事前にyoutubeで視られること。

俳優さんが皆ブログを書いていて、それをまた劇団のツイッターで告知していること。

そういう時代になったのですねえ。

芝居の中身は、皆さん、ベテランだけにさすがの人物造形力で、大人の芝居を観たなあ、という充足感に浸れました。

観世さん、ありがとうございました。

追伸

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飲酒運転厳罰化

8月のある日、福岡県柳川市で唯一の酒蔵メーカー「目野酒造」さんが自己破産申請の準備に入った、というニュースが流れました。

「目野酒造」さんは明治23年創業の清酒メーカー。全国新酒鑑評会で金賞受賞歴もありますが、残念なことでした。

日本人の酒量自体が減って行く中で、毎年酒蔵倒産のニュースを耳にします。倒産しないまでも、合併したり、大手流通業者の傘下に入るケースもあるようです。

ところで今回、業績不振の理由の一つとして飲酒運転厳罰化を挙げたので、それについて、ネットでは辛口の意見が浴びせられていました。

「売り方が悪かっただけじゃない?」

「努力不足」

そう言えば、先日私が群馬県桐生市の旧花街ですき焼きの会を催した時、参加者16人中6人が車で参加していました。

えー! 今日は酒を飲む会ですよー!

と私が申しますと、

電車は1時間に2本しか来ないんですよお。

乗り換えが45分待ちだから、時間の余裕がある時しか電車は使えないんですう!

うーむ。

もちろん私は飲酒運転厳罰化に賛成するものですが、この状況では日本の飲酒文化~特に地方に根ざした飲酒文化が後退するのは必至と言わざるを得ません。

とほほですね。

追伸

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浅草通になれる本特集

日刊ゲンダイさんが「浅草通になれる本特集」の中で拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』を採り上げて下さいました。

転載しますと、

「江戸前ずし5代目、「駒形どぜう」6代目、宮内庁御用達の神輿店7代目など、登場するのは浅草で長年のれんを守ってきた旦那衆9人。同じく老舗すき焼き店の若旦那が聞き手となり浅草今昔物語が語られる。「観音さま」「六区の興行街」「吉原」を巡る各人の盛衰史は臨場感にあふれ、経済的合理性を捨ててでも浅草にこだわってきた職人魂が浮かび上がる。「浅草のひとはみんな、観音さまの前を通るときは雷門あたりから仲見世越しにお辞儀をします」。この伝統こそが浅草の浅草たるゆえんなのだろう。  対談場所が浅草の大人のバー9店という粋なしつらえも楽しい一冊。」

嬉しい評ですね。ありがとうございました。

なお拙著以外は、

「浅草文芸ハンドブック」(金井景子氏ら研究者6人による共著)

「あゝ浅草オペラ」(小針侑起著)

「私の浅草」(沢村貞子著)

この中で「私の浅草」の件は、私の知人が編集した本なので、弊ブログの6/24でも採り上げました。合わせてご覧ください。

追伸

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不忍池

国際観光日本レストラン協会の暑気払いが、上野・不忍池畔の「伊豆栄」さんで開催されました。

配られた資料を読んでおりますと、「伊豆栄」さんが創業なさった290年前(江戸中期)には、不忍池でも鰻が獲れたと言います。それで、鰻屋を創めたとか。

そもそも不忍池は、縄文時代には石神井川が東京湾に流れ込む入り江でした。しかし石神井川は、ある時からルートが変わって隅田川に合流するようになり、不忍池湾?に流れ込む水が減ってしまいました。やがて海岸線が後退して行って、取り残されてしまったのが不忍池です。紀元数世紀頃に池になったと考えられているのだそうな。

その後も、明治時代に現在の形に成るまで、つまり江戸中期でも小さい川が流れ込んでいて、湿気の多い土地だったと言いますから、鰻が美味いわけです。

さて、その不忍池が現在の形に成ったのは、1884年。

「共同競馬会社」が競馬場を建設するために埋め立てたのです。競馬場は、池を周回する形で作られ、明治天皇が臨席して第1回の競走が行われました。

競馬場建設は国策とも言って良い事業でした。明治政府は軍馬改良の為に、競馬を奨励していて、明治天皇も好んで競馬会に行幸されたのです。優秀馬には「帝室御章典」が授与されまして、「帝室御章典」は今日中央競馬で春秋開催される「天皇賞」のルーツなのです。

その1884年の天覧競馬会の様子を描いた開化絵『上野不忍大競馬之図』を、実は「ちんや」が所有しておりまして、こちらで画像を公開しています。

おって、話しがチト逸れましたが、このように国策競馬で不忍池が埋め立てられるまで、この辺りは鰻が獲れる土地柄で、それで今でも鰻の名店が在る、という次第です、東西東西。

それにしてもですよ、今回の暑気払いは、なんでランチタイムなんだ?!

昼の暑気払いなんて、聞いたことないぞ。

終わって、酔っぱらって、外へ出たら、未だ暑いじゃないか!

来年は夜にして下さい、お願いします。

追伸

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大芝翫

歌舞伎の中村橋之助さんが八代目中村芝翫を襲名することになり、お披露目の「練り歩き」が浅草・仲見世で行われました。

浅草観光連盟から「各商店街・各町会の大勢の方からご声援賜りますよう」とお触れがまわって来ましたので、私も見物に行きました。

橋之助さんは、十八代勘三郎さんの「中村座」にも何度もお出になっていましたし、イケメンですから、浅草では大変人気の高い方です。その橋之助さんが「芝翫」に。

あらためてご紹介するまでもなく「芝翫」は大名跡です。

先代は女形でしたが、橋之助さんは、「大芝翫」と言われた四代目以来、立役で「芝翫」を名乗ります。

四代目の当り役を現代に蘇らせるのも使命と、インタビューで答えておいでのようで、今後はそこが見どころになりましょう。

なお同時に、

橋之助さんの長男・国生さんが四代目中村橋之助を襲名、

二男の宗生さんが三代目中村福之助を襲名、

三男の宜生さんが四代目中村歌之助を襲名します。

お披露目興行は10月~11月に銀座の歌舞伎座にて。

なりこまやっ。

追伸

「ちんや」は、誠に勝手ながら、下記の通り休業させていただきます。ご諒承下さいませ。

平成28年8月29日(月)~9月1日(木)(夏休み)  

追伸②

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