千住ネギ復活!

これは素晴らしい取り組みです。

取引先の葱商さんが足立区役所の広報誌を持って来てくれたのですが、その2ページをまるまる使って、

「江戸東京野菜「千住ネギ」復活へ!!」

「区内小学生が「千住ネギ」を復活させます!」

という記事が出ていました。素晴らしいことです。

「千住ネギ」は盛んに食べられていて、「ちんや」でも日々使われているのに、なんで「復活」なの? と思った方もおいでかもしれません。

実は現在、千住の葱市場で取り引きされたネギを「千住ネギ」と言っておりまして、生産されている場所は、埼玉県の越谷や吉川、千葉県の矢切などが多いです。足立区では生産されていないのです。

それを、足立区内の小学校の校庭で育てたから「復活」なのです。

記事によりますと、平成27年8月に栗原北小学校・平野小学校・千寿双葉小学校で児童が種まき。 平成28年3月から4月にかけて、3校すべてで無事に収穫することができたそうです。

ネギを長く成長させるには、畝を作り、そして日常の「土寄せ」という作業が欠かせません。畝の底に植えたネギの苗は、土の下に向かって成長するのではなく、苗の上にそびえる畝の山を切り崩す(土寄せする)ことで、ネギが上へ向かって成長していくのです。

各学校では、毎日2人一組で様子を見る当番を決めて、水やりや肥料やりをして成長を見守ったそうです。雑草が生えてくると、作物の成長を鈍らせてしまうため、除草もしないといけません。

この指導に当たったのは、「すきや連」メンバーでもある「江戸東京・伝統野菜研究会」代表・大竹道茂さん。

それでも、ネギを好む虫に食われてプランターごと全滅してしまう事態も発生したそうです。お子さんは悲しんだでしょうね。 しかし、結局無事収穫することができたそうで芽出たいことでした。

そして、さらに素晴らしいことに、ネギの種は上級生から下級生に伝承されます。学校の誇りに成ることは間違いないですね。

足立区役所、G.J.

追伸

CSフジテレビONEの
『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

「芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄ですね。

放送は、9/27(火) 22:30~23:00
再放送もありまして、10/01(土) 15:30~16:00と10/02(日) 15:00~15:30
です。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.397連続更新を達成しました。

Filed under: すきや連,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)