広島優勝

広島東洋カープ優勝誠にお芽出とうございます。これは嬉しいですね。

1999年の福岡ダイエー優勝も私は嬉しかったですし、

2005年の千葉ロッテ優勝も嬉しかったですし、

2006年の北海道日本ハム優勝も嬉しかったですし、

2013年の東北楽天優勝も嬉しかったですが、

巨人と阪神のいるセリーグで地方球団が優勝することは、やはり格別ですねえ。

・・・と書きますと、なんだ、住吉はオリンピックの時に「オリンピックは国別メダル獲得競争じゃないぞ!クーベルタンの精神はどこに行ったんだ?!」と毒づいてたクセに、野球のスポーツ・ローカリズムには興奮するんだなあ、と言われそうですね。

この際、その理由について考えてみましょう。

まず気になるのは、オリンピックの「選択肢の無さ」でしょうか。

オリンピックで日本以外を応援できるのは難民選手団くらいですが、東京で広島を応援しても何の問題もありません。実際東京に「カープ女子」はいっぱいいます。

私の知人の中には、名古屋在住の虎党が実在します。選択肢があるのが気楽で良いです。

それから、野球は143試合のシーズンの合算で評価されるのが良いです。日曜日も月曜日も、暑い日も寒い日も戦って来た結果が優勝です。

対するにオリンピックは「一発勝負」過ぎて、選手が気の毒で視ていられないです。子供の頃からの努力が一瞬の不運でパ―に成るとか辛すぎます。

その点、野球は合算ですし、一部門に対して複数の評価方法が在るのが良いです。

打者については、打率・打点数・ホームラン数。盗塁王もあります。

党首については、いや、投手については、防御率・勝数・セーブポイント数。「沢村賞」などという妙に主観的な評価方法があるのもオツです。そういうのが好きなんです。

もちろん私が、この日本を愛していないわけではないのですが、私が日本人で良かったと思うのは、

和食の出汁や日本酒を飲んだ時、

志野茶碗の景色を眺めた時、

自分の落とした財布が回収できた時、ですかね。

そんな次第で、私はオリンピックより野球が好きです。悪しからずです。

それにしても、ですよ、阪神タイガースの略号は何故「神」なんだろう?巨人は「巨」、中日は「中」、ヤクルトは「ヤ」で、阪神は「神」。

甲子園球場は神戸市じゃなくて西宮市で、神戸市より大阪市の方が人口が多いけど略号は「神」。

やっぱり日本が神の国だからですかねえ。

追伸

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978-4-7949-6920-0 C0095

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株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.389連続更新を達成しました。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)