頑張る人にいいお肉を

テレビ朝日の「食彩の王国」を視ていますので、必然的にそのスポンサーである東京ガスさんのCMを視ることになります。

現在流されているのは、

「頑張る人にいいエネルギーを・くちぐせ」篇。このCMには、

仕事でもプライベートでも「すいません」と言い続けて、それが口癖に成っている、真面目なサラリーマンが登場します。

ありがとうと言うべき時も、つい、すいませんと言ってしまいます。

そんな彼にも家に帰れば優しい妻が待っていて、暖かい風呂が在ります。風呂に浸かって、一日気を遣い続けた疲れを癒すことができます。

で、言いたいことは、その熱源は東ガスですよ、ということです。

なかなか良く出来ています。ネットでも、

東京ガスのCM泣ける(´;ω;`)

東京ガスのCMって良いCMだな。

東京ガスのCMがグッときた。

東京ガスのCM素晴らしい

と好評のようです。

私も拝見しまして、企業イメージは良くなるでしょう、しかし、これですぐにガスが売れるとは思えません。

でも社内のモチベーション向上にはかなり有効と思います。

だいたい、お客様がガスを使う場面をリアルに見られる東ガスの社員さんは少ないです。使う場所はそれぞれのご家庭で、そこに入っていくわけにはいきませんからね。

「ちんや」のような飲食業や旅館業だけが、営業している所にお客様の方が来て下さる業態です。同じ「ちんや」でも肉の売店の場合は売るだけでして、お客様が肉を召し上がる場面には同席できません。

だからこぞ、こういうCMは必要です。

自分達の製品の行く末を絵として視ることは大事だと思います。

「ちんや」ではテレビCMを製作するお金がありませんから、「すき焼き思い出ストーリー」や「すき焼き川柳」を投稿していただいています。

テレビでないので動きませんが、

「頑張る人にいいお肉を」

と思えるような話しがたくさんあります。

どうぞご覧ください。

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.898日連続更新を達成しました。

 

 

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臼摺りが終わった日

ネットをいじっていて、たまたま見つけた、全く存じ上げない方のブログですが、

そうそう!いいね!是非続けて欲しい!

と思ってしまいました。

それは、こういう(↓)一文でした。

「子どもの頃の我が家だが、“すき焼き”を食べる日はまるで祝日のように決まっていたものだ。臼摺りが終わった日(米作りの最終日)と大晦日の2回だ。肉は上等なものではなかった。大晦日に“すき焼き”を食べる習慣は今でも続けている。」

ある日とある食べ物を関連付けて、毎年必ず食べるという習慣は、食文化を遺していく上で、とても良いことだと思います。

しかしながら、国民全員が同じ日に統一行動をする、たとえば、

バレンタイン=チョコ

みたいな習慣では、需要がその日に集中してしまう弊害がありますね。

だから、自分の特別な日=すき焼きというのが、最も望ましいと思います。

その日が、この方の場合は農家さんだったので「米作りの最終日」になったようで、素晴らしいです。

ちなみに、ですが、「臼摺り」または「籾摺り」とは、

お米を刈り取り、乾燥させた後に、お米(=籾)から籾殻を剥ぐ作業のことです。この作業によって獲れるのが「玄米」です。現在では臼でなくて「籾摺り機」が使われますが、相変わらず「臼摺り」と言っているようです。

このように、それぞれの仕事に、それぞれのサイクルがありますから、それが仕上がった日に特別な食べものを食べていただくのは大変良いことと思います。

例えば、酒造りは冬にしますから、3月が仕上がりの時期になります。

必ずすき焼きを食べて欲しいとは申しませんから、何か決まった物を食べる、そういう習慣を持っていただければ、と存じます。

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

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厚遇

なるほど、そうやるのですねえ。

ビジネスマンの皆さん、参考にするべきですよ。

小浜さんがどうやってアベさんを接待したのか。

ご機嫌のアベさんは随分たくさんの約束をして帰って来たようですが、このブログは食べ物ブログですから、合意内容の是非を議論しようとは思いません。

でも、いったんdeepに接待されたら、後が大変だというのは一般社会でも常識でしょう。

テレビで関西のお笑いタレントさんが、

自分が店に入って、店員が揉み手で出て来て、あんなに「ふと客扱い」されたら、自分だったら一体いくら取られるのかと気味悪くなっちゃうだろうね!

と言っていました。

今後のアベさんは大変だろうと思いますが、もちろん私には関わりの無いことです。

さて、今回使われた手法を三つだけあげておきましょう。

・自分の聖域にご案内する。

今回の行き先はリンカーン記念堂でした。私が接待主なら三社様へ連れて行くのが良いということになりますね。それも今回のようにサプライズで。

楽しませよう!という意識が先行すると、オモシロ・オカシい所へ連れて行こうと思ってしまいますが、むしろ真面目な方が効くということです。

・先方の地元の文学・芸能を研究しておく。

今回は俳句と、ミシェルさんのドレスがこれです。

「わたしは、俳句を詠んだ初めての大統領だと思いますよ」などと言われたら気分良いですね、たしかに。

・先方の地元の酒を用意する。

これは日本人同士の接待に使えます。先方さんの地元の地酒を用意しましょう。「ちんや」では有料ですが、酒の持込が可能ですので、相手に合せて持って来ていただくことが可能です。

ビジネスマンの皆さん、参考にするべきですよ、「ふと客」を接待する場合に。

追伸

『日本のごちそう すき焼き』が、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

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シラタキを残さずお召し上がり下さい。

シラタキを残さず食べていただきたいです。

何故なら肉は酸性食品の代表なので、アルカリ性食品を同時に摂るべきだからです。

既に1890年頃スイス・バーゼル大学の生理学者・グスタフ・フォン・ブンゲが、肉を食べると体が酸性に成ると言っていたそうです。

シラタキの素である、こんにゃくはph値が約11と、強アルカリ性の食べ物です。これはヒトが美味しいと感じる領域(ph3~8)を外れるほどの強さで、実際、そのまま食べると美味しくありません。

それで食べるときは下茹でして灰汁(あく)抜きをするという手間をかけているのです。

これを食べれば、アルカリが摂れます。まったくすき焼きの具というのは良く出来ています。

それに、シラタキは食物繊維です。「グルコマンナン」とかいう食物繊維で、非常に消化しにくく、これが腸内の老廃物と一緒に外へ出てくれるのです。

スッキリ♡

でも肉が美味しくて、おかわりした時とか、酒をぐびぐびと行ってしまった時とかは、おなかがいっぱいになって、シラタキを残してしまいがちですね。

特に「ちんや」の割り下は熟成肉に合うよう、味が甘く・濃いですから、味の無いシラタキとのバランスが良くないかもしれません。

そういう場合は、七味をリクエストして下さい。浅草の「薬研堀」さんのを用意してあります。

そう、きんぴらと同じ理屈で辛みを足すと美味しく食べられるのです。

カレー粉もかなり美味しいです。

どうぞ、シラタキを残さずお召し上がり下さい。

追伸

『日本のごちそう すき焼き』が、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

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聖徳太子

4月のある日レジ〆をしていたら、

聖徳太子の壱万円札が出てきました。しかもピン札。

これは珍しい!

と思い、デジカメで撮影してFBにUPしますと・・・

なんとなく威厳がありますよね。

なんか重みのある一万円札ですよね。。。。

なんだか懐かしいです

懐かしい!

今時の財布に入らへん。

使った人の男気(女性なら申し訳ないけど…)に惚れた!

・・・そんな中で学校の同期生からは、

大学1年の時に変わったんでしたっけ。(*^_^*)

そうです、そうです、福沢先生のお札は1984年醗酵開始、いや、発行開始ですから、私達が大学1年在学中のこと。

あの時代を懐かしく思い出すのと同時に、もう30年以上たったのだなあとも思います。

1965年生まれの私達は、聖徳太子で生きていた期間より福沢先生の方が、もう長く成ってしまったのです。ひととき感傷に浸ってしまいました。

それにしても、なんでお使いになったんだろう?

「ちんや」なら大事にしてくれそうと思って下さったからでしょうか。いや、

ヤフオクで売っても高く売れないことに気づいたからかな。

あ、それは私も今回調べて初めて知ったんですけど・・・

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

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三十一文字

ツイッターで俵万智さん(@tawara_machi)のツイートを発見しました。

「今日はプチ贅沢ですき焼き。興奮した息子と同級生男子が、肉の煮える匂いだけで一膳食べてしまった。 」

おや、サラダ専門の方かと思っていましたが、すき焼きもなさるのですね。

でも、「匂いだけで一膳食べてしまった」後、肉がどうだったのかについて言及が無いです。

短歌同様に、そこは想像せよということなんでしょうか。

うーん。

それにしてもツイッターでの俵さんの自己紹介が面白いです。

「短歌を作っています。ふだん三十一文字なので、ここはとても広く感じます。」

これを読むと、自分が言いたいことを1ツイートに収めようとして四苦八苦している、自分の文才の無さが良く分かります。

ここで一句!

この味がいいねと君が言ったから五月六日はすきや記念日

文才、まったく無し。

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

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40年ぶり

ある日のこと、その当日を「記念日」として登録なさったお客様がおいででした。

弊店の会員さんは、入会する時にご自分の「記念日」~例えばお子さんの誕生日とか結婚記念日とかを1日選んで「ちんや」へ登録することが出来まして、その日は割引率が普段の倍になるのですが、その「記念日」として、当日を登録した方がおいででした。

何の記念日かと思ったら、

「ちんや」来店日(40年ぶり)

と申し込み用紙に記入されていました。

これは実に在り難いことです。

銀座のクラブは、1カ月行かないとボトルを没収されますが、ここは浅草です。

ご縁は、途切れません。

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

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まちかど展示館

「伊場仙まちかど展示館」で開催されていた展覧会「花華・きもの 今様12ヶ月」を観て来ました。

伊場仙(いばせん)さんとは「東都のれん会」で御一緒しますが、実は、1880年創業の弊店が「御一緒」とは言いづらい気分もあります。なにしろ伊場仙さんは1590年ご創業だとかで気が遠く成る歴史です。

初代は浜松の商人・伊場屋勘左衛門で、徳川家康と共に江戸へ上がって来たそうです。

現在の主力商品は、うちわ・扇子・カレンダーですが、江戸時代は浮世絵の版元でもあり、初代豊国・国芳・広重などの作品を世に出しました。

「伊場仙版」の作品は大英博物館・ボストン美術館・メトロポリタン美術館・ヴァンゴッホ美術館などの海外の著名美術館にも収まっているとか。ひええです。

さて「まちかど展示館」の方では、スゴい御作品というよりは、ややカジュアルな展示をしています。今回は、

伊場仙版・豊国「今様12ヶ月」を、現代のイラストレーターさんがトリビュートして美人画にする、というもの。

イラストレーターさんは全員女性で11人。日頃は、和装雑誌や時代小説の挿絵、手描き友禅などを手掛けておいでだそうですが、今回は豊国をテーマに四季折々の着物姿の美人画を描きました。

大変結構な展示で、イラストレーターさん達ご自身も着物姿で会場に見えていました。

眼福のひとときでした。在り難うございました。

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

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郷土・資料調査室

台東区立中央図書館の郷土・資料調査室に行って来ました。

昨年出版しました『日本のごちそう すき焼き』を寄贈したいと申し出ましたら、収蔵して下さったので、館長さんにその御礼を申し上げるためです。

中央図書館に着きましたら、まずどの棚に在るのか確認しないといけませんが、検索用のパソコンが置いてあって、すぐ調べられます。

検索しますと、分類番号は「郷09」。「郷」というのは郷土・資料調査室のことです。

『日本のごちそう すき焼き』は、題名通り、日本のごちそうである、すき焼きについて書いた本なのであって、郷土資料ではないです。

たまたま著者の一人として私が加わっているだけなのですが、その本人=区民が寄贈を申し出たので、「郷09」に成ったと思われます。

それはマズいね。抗議すべきだ!って?

それがですね、台東区の郷土・資料調査室はメッポウ面白いのです。

へえ、こんな面白い資料があるの!

というのがゴロゴロと置いてあります。

その資料の中核は、昭和52年(1977年)に浅草観光連盟によって設立された「浅草文庫」です。

「浅草文庫」は設立後やがて東京電力さんの支援を受けるようになり、合羽橋本通りに在った「テプコ浅草館」で保存展示されてきました。

「テプコ浅草館」は、浅草の歴史・風俗を学べる、なかなかなミニ博物館だったのですが、2011年3月11日に東電さんは、そんな博物館を運営している場合でなく成り、あえなく閉館。

で、資料は台東区に寄贈されて、今中央図書館内にあります。

そういう次第でこの資料室は大変充実しています。テプコ時代に比べると、かなり狭いですが展示室も在って、この日は「百貨店の時代―昭和初期の上野松坂屋」という企画展をやっていました。

当時の広告チラシは実に面白いものでした。

皆さんも是非一度お訪ね下さい。

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

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醤油本

「すき連」で旧知の高橋万太郎さんが醤油の本を出しました。

題名はズバリ『醤油本』。

オールカラー。写真豊富で立派な御本です。

万太郎さんは、醤油専門の店とウエブショップ「職人醤油」の創業者・代表で、「つくり手」と「使い手」の「つなぎ手」と成りたいという大変立派な方です。

この御本も、

醤油のことをもっともっと知ってもらいたい、

全国各地の醤油蔵の魅力と職人のこだわりや物語を知り、その味に触れて欲しい、

料理がより美味しくなる、醤油の楽しみ方を学んで欲しい、

ということで造られました。

拝読しまして、「高橋万太郎のきらめき蔵元探訪記」というコーナーが大変楽しく読めました。

万太郎さんは300以上の蔵を訪ねておられますが、その時のエピソードをまとめたのが、このコーナーです。

「魅力を感じる蔵元には、決まって魅力を感じる蔵人がいて、その魅力を感じるポイントが異なる」のだそうです。面白いですね。

社員が交代で調理する、体に良い給食が自慢だという蔵も在るとか。

こころ温まるエピソードの数々が読めます。

その他に、醤油の種類・製法などについて、お勉強になるページも勿論あります。

「玄光社」刊行。

ISBN978-4-7683-0617-8

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

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