三十一文字

ツイッターで俵万智さん(@tawara_machi)のツイートを発見しました。

「今日はプチ贅沢ですき焼き。興奮した息子と同級生男子が、肉の煮える匂いだけで一膳食べてしまった。 」

おや、サラダ専門の方かと思っていましたが、すき焼きもなさるのですね。

でも、「匂いだけで一膳食べてしまった」後、肉がどうだったのかについて言及が無いです。

短歌同様に、そこは想像せよということなんでしょうか。

うーん。

それにしてもツイッターでの俵さんの自己紹介が面白いです。

「短歌を作っています。ふだん三十一文字なので、ここはとても広く感じます。」

これを読むと、自分が言いたいことを1ツイートに収めようとして四苦八苦している、自分の文才の無さが良く分かります。

ここで一句!

この味がいいねと君が言ったから五月六日はすきや記念日

文才、まったく無し。

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.893日連続更新を達成しました。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)