醤油本

「すき連」で旧知の高橋万太郎さんが醤油の本を出しました。

題名はズバリ『醤油本』。

オールカラー。写真豊富で立派な御本です。

万太郎さんは、醤油専門の店とウエブショップ「職人醤油」の創業者・代表で、「つくり手」と「使い手」の「つなぎ手」と成りたいという大変立派な方です。

この御本も、

醤油のことをもっともっと知ってもらいたい、

全国各地の醤油蔵の魅力と職人のこだわりや物語を知り、その味に触れて欲しい、

料理がより美味しくなる、醤油の楽しみ方を学んで欲しい、

ということで造られました。

拝読しまして、「高橋万太郎のきらめき蔵元探訪記」というコーナーが大変楽しく読めました。

万太郎さんは300以上の蔵を訪ねておられますが、その時のエピソードをまとめたのが、このコーナーです。

「魅力を感じる蔵元には、決まって魅力を感じる蔵人がいて、その魅力を感じるポイントが異なる」のだそうです。面白いですね。

社員が交代で調理する、体に良い給食が自慢だという蔵も在るとか。

こころ温まるエピソードの数々が読めます。

その他に、醤油の種類・製法などについて、お勉強になるページも勿論あります。

「玄光社」刊行。

ISBN978-4-7683-0617-8

追伸

『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.889日連続更新を達成しました。

 

Filed under: すきや連,色んな食べ物,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)