クオカードつき宿泊プラン
ムカっと来ませんか?そういうセコい話し。私はムカっと来ます。
何がセコいって、
出張で人気の「クオカードつき宿泊プラン」 会社に黙ってカードをもらっても大丈夫?
っていう議論です。弁護士ドットコムニュースというサイトに掲載されていました。
同じ弁護士ニュースの、その前の回は、
出張のついでに観光しても大丈夫か?という議論。
セコい!
立派な弁護士さんがするような議論じゃないと思いますよ。
一応結果をご紹介しますと、会社に黙ってクオカードをもらうことは・・・
「法的には、クオカードは会社に帰属する財産と考えるべきです」
「あくまで出張者は、会社の経費を立て替え払いしたに過ぎません。つまり、クオカードを処分できる立場にないと考えられます。極端なことを言えば、その人は会社からの懲戒対象になるでしょう。また、民事上の損害賠償に加えて、横領や詐欺という刑事罰を受ける可能性も否定できません。」
はいはい、ご立派な議論です。
そう言えば、ウチの板場の連中も、忙し過ぎて材料を切らした時、大急ぎで近所のスーパーに買いに走ることがあります。取引先の八百屋さんがゆるゆるやって来るのを待つより、緊急の場合は、その方が早いからです。
で、その時にスーパーのポイントを溜めています。民事上の損害賠償に加えて、横領や詐欺という刑事罰を受ける可能性を否定できません・・・
いいじゃないですか、その位。
私は見逃してますよ。
そのポイントのことを私は把握してませんけど、きっと、大掃除の時のジュース代とかに使ってくれていると思います。
それにだいたい、クオカードで客を釣るようなホテルなんて、泊まっても何の勉強にもならないと思います。
どうせ泊まるなら、クオカードなしでも集客出来ているホテルに泊まって、どういう努力をしているのか、社員に勉強させたら良いと思います。
まったく、コンプラ万能もいい加減にしてもらいたいです。
どこの弁護士が書いてるんですかねえ、このニュース?
略歴を見ると、
あ・・・我が義塾の・・先輩ですか、著者の先生。
大変失礼しました。
先輩、こういう場合はやっぱり懲戒ですよねえ♡
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.669日連続更新を達成しました。
毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。