杓子定規
ある土曜日にスイカを忘れて外出してしまいました。
浅草駅に着いて、ビックリ。
券売機が半分に減らされています。8台在ったのが4台撤去されていて、しかもその内2台には「定期券」「カード」と書かれていて、実は普通の切符も買えるのですが、なんか、複雑そうな機械ですので、残りの2台に人が集中しています。
なんで、こんなに減らしてしまうんでしょう!
なんとか切符を買って、入場しようとして、二度ビックリ。
改札機が西瓜専用いやスイカ専用の機械になっていて、入れないのです。慌てて進路を変更、切符を入れられる機械を探しました。
なんで、こんなに減らしてしまうんでしょう!
理由の見当は勿論つきます。
紙の切符の処理は大変ですから、なるべくスイカに移行したいのは分かります。
券売機を動かせば、小銭を詰めないといけませんから、大変ですよね。それも分かります。節電になるのかもしれません。
しかし、ですよ、浅草は観光地です。
スイカを持っていない人がたくさん見えます。
たしかに浅草駅の乗降客数はさして多くないでしょう。毎日サラリーマンがウンカのごとく乗降する大手町や丸の内に比べれば少ないでしょう。
だから客数に比例させて、浅草の台数は減らしちまえ!
という発想なのでしょう、おおかた。
でも機械を撤去してしまわずに、土日だけ稼働させる、という発想は無かったのでしょうか。
私は、何が嫌いって、杓子定規で工夫の無い人が嫌いです。
ついでに申せば、現場に足を運ばない経営者も嫌いです。
悪しからず。
(明日はスイート住吉に戻りますので、安心してお読みください。)
追伸①
藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。
他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。
是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.107日連続更新を達成しました。あと4日で1.111日連続更新です。
毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。