アドレナリン

東京会館の和食総料理長・鈴木直登さんが『東京会館おせちと節句料理』という立派な御本を出されました。

で、その出版記念パーテイーが開催されることになり、司会進行は不肖・住吉史彦が務めさせていただきました。

当日スタッフは朝10時集合。

なんとか無事務めて、終了後は二次会。この間ずっと「立ち」です。

で、三次会は東京会館の中の喫茶店で、ようやくゆっくり座れました。

いやいや今日は結構疲れたな、と思いながら、鈴木さんを見ると、もう夜9時近いというのに、パワー全開で料理論を語っておいでです。

料理論だけでなく、料理を通して社会を観る視点があって、そこが素晴らしく、また第二の御本を出して欲しい、と思うのですが、それはさておきまして、そのお元気さには驚かされます。

この日のお料理は、

雛祭りの料理の展示だけでなく、

塩の道

料理の、奥の細道

東海道を行く

シルクロードを行く

全ての道はローマへ

江戸前寿司

江戸前天麩羅

赤城牛すき焼き

飛騨牛しゃぶしゃぶ etc

と東京会館の和食部門の総力を上げたお料理でした。二次会の酒肴も凝ったものばかり。

鈴木さんの、ここ2~3日は、全然寝ていないはずです。

でも意気軒高。三次会でも。

そう言えば、今回の御本の編集の人が、スピーチで言っておいででしたが、おせちの撮影も眠さとの戦いだったようです。

東京会館は年末年始も営業しているので、その営業が終わってから、おせちを用意するのです。大変です。

板場の若い衆がヘロヘロに成ってくると、鈴木さんは、

お濠の水で顔洗って来い!

とゲキを飛ばしていたとか。東京会館は馬場先門の前ですからね。

いやあ、出る人は出るんですね。

アドレナリンが。

追伸①

BSジャパンの、『空から日本を見てみようplus』に出演させていただくことになりました。
雲に乗った気分で見てまわる「新感覚空撮地理バラエティー!番組」です。
今回は「空から見る東京の下町」というテーマで、下町のおこり・変遷・現在を歴史的・地理的観点から紹介する、という内容です。
3月12日(火曜)20:00~オン・エア予定。
是非ご覧ください。
http://www.bs-j.co.jp/sorakara/

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は336人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.099日連続更新を達成しました。あと12日で1.111日連続更新です。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)