アンコウ鍋
茨城県の方から、冬のアンコウ鍋にお誘いいただきました。
行かぬ手はありません。浅草の料理屋仲間と一緒に乗り込むことにしました。
さて、つくばエクスプレス線の「研究学園駅」に着くと、「白菊酒造」さんのハイエースバンが待っていてくれました。これに乗車して、まずは、つくば市の「浦里酒造」さんを見学。
さらに石岡市へ移動して「白菊酒造」さんを見学。
この見学も勿論、大変勉強になり、「皆さん、大震災を乗り越えて頑張っておられるなあ」、と感心したのですが、書くと長いので、後日の号に譲って⇒いよいよ、アンコウへ。
宴会場は水戸市の「魚誠」さんです。
宴会には「浦里」の御主人、「白菊」の若旦那も参加して下さいました。
このブログの読者には、西の方も結構おいでなので、念のため解説しますと、アンコウは「西のフグ、東のアンコウ」と並び称されている魚です。
茨城県を境に「北のアンコウ」「南のアンコウ」と分けられ、北の海で獲れるアンコウの方が高値で取引されるそうです。特に親潮と黒潮が交わる鹿島灘は、餌のプランクトンが豊富だとかで、この辺りのアンコウは珍重されます。
そう、アンコウ鍋は茨城県の冬を代表する料理なのです。
アンコウ鍋には、
・味噌味、
・醤油味、
・どぶ汁
と3タイプがありますが、「魚誠」さんは「どぶ汁」です。
その味に、地元の御酒「霧筑波」「白菊」が合うの、合わないのって!
どの種類も合いますが、「どぶ汁」は濃いめの味なので純米酒がより合うように思いました。
鍋の前に出てきた、蒸したてのアン肝も、スゴい迫力で、びっくりしました。
いや、いや、最高でした、茨城の冬は。
うーい、ひっく。
(浦里さん、白菊さん有り難うございました。特に白菊さんは、丸一日運転手にしてしまい、恐縮でした。)
追伸
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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて735日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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