旦那のランチ

 『浅草旦那のランチ』とかいう題の御本に出演することになり、収録がありました。

 「浅草演芸ホール」の席亭・松倉さんと「水口​食堂」さんでランチしながら、対談するという趣向でした。松倉さんも水口さんも旧知の人で、話す内容は浅草のことですから、対談そのものは難しいことは無く、まあ、楽しくトークしてきました。

 ただ、チトひっかかるのは「旦那」という言葉です。

 「旦那」​と呼ばれる年に成ったのか、と思うと複雑な気分でしたので、そのことをFBに書きますと・・・

 「関西の若い女性は、「うちの旦那」とかいいますね。どん​な人が出てくるかと思ったら、ジャニーズみたいな若者が​現れたりします。」とコメントが。

 あのですね、勿論その「ダンナ」じゃないんですよね。浅草で「旦那」と言うと、結構重いニュアンスがあるんで​すよ。それなりの人物という意味が入ってきます。我々レ​ベルは通常「若旦那」とか「お兄さん」と呼ばれます。

 それに、です、会話では「旦那」とはあまり言いません。「旦那さん」か「​旦那様」ですね・・・というようなことを、ツベコベとさらに返信していましたら、今度は・・・

 「ついに『若』の一文字がとれたか! と、思いましたが、コメントをみてひと安心。 永遠の若旦那でいてください。」と高校の同期。

 「高校時代から「若旦那」だったので違和感ありませんが(笑)?」と、これも高校の同期。

 うーん、皆さん、あまりこのネタを深刻には捉えておいでではないようですな。

 まあ、それでもいいんですけどね。気の持ちようですからね、そういうことは、要するに。

 なお、この本には、本当に立派な、浅草の本当の旦那さんも出演されていますので、そちらの記事の方を是非ご購読下さいませ。

 

追伸

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 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて753日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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Filed under: ぼやき部屋,浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)