結束

 大浅草観光祭「江戸町奥山風景」という催事が開催されています。

 浅草寺の御本堂西側のスペースに、江戸の街並みを再現した、和風の仮設店舗を60店ほど建て、そこに物販や抽選、占いなどの店が入って、およそ2か月間営業するものです。

 「ちんや」が加盟する「浅草うまいもの会」も、その内の1店を借りて、共同で出店することになりました。

 その店でいたしておりますのは、福引です。「うまいもの会」の食品をつめあわせた「お楽しみ袋」(=2.000円)や、加盟店のどこかで使えるの食事券1.000円が当たるのです。

 で、私は、この出店の責任者なので、毎日出動しています。

 そして、その様子を連日FBにUPしていますが、その画像を見た人は。

 ???!!!

と思ったことと思います。

 私が「浅草今半」さんの半纏を羽織っていたり、「龍昇亭西むら」​の御主人が「ちんや」の半纏を羽織っていたり、「海老屋総本舗」の御主人が「龍昇亭西むら」さんの半纏を羽織っていたりするからです。

 運動会の借り物競争ではありません。

 これが浅草うまいもの会の、いつもの流儀です。半纏を取り代えて羽織り、仲間の店の宣伝をしながら、共同店舗の運営に参加するのです。会の結束の象徴です。

 私が「中清」さんの半纏を羽織っている時に暗い顔をしていたら、お客様から、

「中清」って、なんか、暗い店ね!

と言われてしまい御迷惑をかけますから、そういう時は、努めて普段より明るく元気良く振る舞わないといけません。

 そうです、こうした共同店舗を運営することは、会の結束の強化につながります。

 そもそも「浅草うまいもの会」は共同宣伝同盟でありまして、お金を出し合って、広告枠を買っています。

 どういう媒体を使うのか、いくら使うのか、どういうデザインにするのか・・・日頃から意思疎通が良くないと成りたちません。

 だから、たまに結束を強めるようにしないといけないのです。それには、たまに共同店舗を、共同で運営するのが良いやり方です。

 ですので、皆さんが「奥山風景」に出かけて、働いている人を見て、

 あら、「神谷バー」の御主人って、ちょっといい男ね!

と思ったとしても、それは誤りです。

 それは、実はその人は「ちんや」の六代目ですから。

 

追伸

 「台彪会」会長として、「ニッポン全国彪友会ー台東万博!」を計画しています。

 二条彪先生の門下生約200人が集まる、一大交流会です。先生のメルマガを取っている方なら、どなたでも参加できます。

 2012.4.20(金) 浅草が燃えます。

 詳しくは、こちらをご覧下さい。

 PR動画も撮りました。⇒こちらです。目が点に成りますよ。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて747日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています

 

 

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)